京都2014秋の特別公開をめぐる旅6―総見院―
※2014年10月30日の記事です。
大徳寺塔頭めぐりの第5弾。
豊臣秀吉によって創建された織田信長の菩提寺である総見院。通常非公開なので、なかなかチャンスに恵まれませんでしたが、ようやく訪ねることができました。
11時半を過ぎたので、観光客でごった返しているかと心配しましたが杞憂でした。
静かな境内で、まずは本堂にお参り。天正11年作の織田信長木像を見学。
その後、係の方の案内に従って茶室や、こちらの井戸を見学。
加藤清正が朝鮮より持ち帰った巨石を掘り抜いたという井戸です。
そして最後はお待ちかね、織田家墓所です。
ズラリと並ぶ五輪塔。左から順に、
5.
こちらが織田信長の墓塔。
離れたところに信長正室・濃姫の墓。
信長側室・お鍋の方の墓も。
これだけ五輪塔ではなく、自然石を置いただけのようなもので、あまり墓石らしくないため、危うく見逃してしまうところでした。