2014夏の九州旅行8―特急 A列車で行こう―
※2014年7月24日の記事です。
三角から熊本への帰途は人気観光列車に乗車。
2010年に「ゆふいんの森」を始めとする九州の観光列車をたくさん乗りましたが、その後も新たな観光列車が誕生しており、それらに乗るのも今回の旅の目的のひとつであります。
その第1弾が2011年デビューの「A列車で行こう」。ジャズの名曲を列車名とするだけあって、大人向けの列車です。
三角駅も「A列車で行こう」の運行開始に合わせてリニューアルされました。
「A列車で行こう」運行日は駅構内で駅弁が販売されるらしいのですが・・・どういうわけか、この日はありませんでした。
駅舎はお洒落ですが、ホームに出ればこれぞ終着駅といった雰囲気。
熊本からたくさんの観光客を乗せて「A列車で行こう」がやって来ました。
黒光りする車体は「はやとの風」を思い出させます。
それでは車内へ入りましょう。まずは2号車。
ちなみに全車指定席です。
普通の座席が並んでいますが、その中でボックス席があるのが特徴。
子供用の小さな椅子が用意された展望用フリー席。
その向かいのソファーもフリー席。
そして1号車へ。
今回はこちらの海側座席が取れました。指定席を抑えたのは10日前でしたが、割と空いていたので余裕だったようです。
ちなみに「ハッピー・バースデイ♪九州パス」利用なので、指定席は520円の追加料金のみ。
何といっても1号車には「A-TRAIN BAR」と名付けられたカウンターバーがあります。
お洒落な照明とステンドグラスで彩られたバー。
三角駅11:21発の列車は、暫くすると島原湾沿いを走行。干潮になったのか、朝方には見られなかった干潟が確認できました。
海を眺めつつ、バーで購入した“A”ハイボールと馬刺しの燻製スライスをいただきます。最高に贅沢なひととき。
ちなみに“A”ハイボールは熊本名産のデコポンを使用したもの。もちろん馬刺しも熊本名産ですね。
列車の良い雰囲気に流されて、ついついアイスにも手を出してしまいましたが、こちらも美味でした。
11:59熊本駅着。40分足らずの乗車時間はあまりに短すぎる・・・とても残念。もう少し長い時間乗っていたかった。
それでもとても楽しめる列車です。
熊本駅白川口(東口)。
駅の外に出ましたが、熊本観光には向かいません。駅弁を購入して、次の列車へと向かいます。