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日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

京都・大阪・高野山をめぐる旅7〜京都御所〜

※2013年4月26日の記事です


元は土御門東洞院殿と言われた里内裏のひとつで、鎌倉時代末期の光厳天皇以降に内裏として定着し、東京奠都に至るまで使用されました。
現在の建造物は、幕末の安政二年(1855)に再建されたもので、ほぼそのまま残っています。皇室財産でなければ重要文化財に指定されているでしょう。
見学は平日のみで要事前予約(定員制)ですが、ネット申込も可能なのでその点は楽です。


宮内庁参観案内:施設情報:京都御所


なお、60分の標準コースと35分の短縮コースがあり、今回は13:30スタートの標準コースを選択しました。


御所の周囲は築地塀が廻らされています。

清所門

こちらが参観入口。15分前に到着しました。
印刷した参観許可通知と身分証明書を受付に見せて、集合場所の休所へ向かうと、既に大勢の参観者が集まっていました。

御車寄

そして係員に先導されて参観スタート。


昇殿が許された者だけが使用できる玄関。


菊の御紋が眩しい。


参観者は数十人ほど。グズグズしていると、あっという間に見学場所に集まってしまうので、撮影は先頭か最後尾の二択。ということで先頭と最後尾を何度も往復してガッツリ撮影してきました。普通に見学する人の倍は歩いたんではなかろうか・・・。

諸大夫の間

正式に参内した際の控室。


見学は室内や縁側に上がることが出来ません。外から眺めるのみ。


部屋は格式によって3つに分かれています。最上位が「虎の間」。


次が「鶴の間」。


最後に「桜の間」。

新御車寄

大正天皇の即位礼に際して、天皇皇后用の玄関として増築されたもの。


こちらにも菊の御紋の装飾が。

月華門

紫宸殿南庭を廻る回廊に設けられた西側の門。
奥に見えているのは東側の日華門。

承明門

回廊の南側に設けられた承明門からは、紫宸殿を望むことが出来ます。


しかしここからでは遠すぎますな。最大望遠で頑張って何とかここまで。高御座をかろうじて確認出来ました。
ちなみに今回の旅から新レンズを投入しています。今までの18-200mmから18-270mmに進化。でも感覚的には違いが良く分からなかったり(汗)



紫宸殿前には右近の橘と、


左近の桜も。


そして承明門を離れて、


回廊沿いを進みます。


先ほどとは逆に日華門から月華門を望む。

春興殿

大正天皇の即位礼に際して、神鏡を奉安するため新造されたもの。

宜陽殿

春興殿ともども素通り。取りあえず撮影しておく。

清涼殿

紫宸殿の裏を通って清涼殿へ。短縮コースでは見学出来ないゾーンです。




もともと清涼殿は天皇が日常生活を送る場所でしたが、その役目は御常御殿へと移り、儀式の際に使用されました。


奥には天皇が休息した御帳台が置かれ、


御帳台前には獅子狛犬がいて守られています。


さらにその手前は、天皇の御座所である「昼御座」。

小御所・御学問所・御池庭


小御所。王政復古直後、徳川慶喜の辞官納地が決定された小御所会議が開かれた場所。中の様子は見学出来ず。
こちらは戦後に焼失、その後に再建されたものです。


小御所と御学問所の間にある小さなスペース「蹴鞠の庭」。


御学問所。学問の場であるだけでなく、対面所としても用いられた建物。








御池庭。小御所・御学問所の向かいに広がる池泉回遊式庭園です。

御常御殿・御内庭

天皇の日常生活の場。京都御所で最も大きい御殿です。ここも短縮コースでは見学出来ないゾーン。




御常御殿前の御内庭。開放的な御池庭とは対照的な魅力のある庭です。

剣璽の間・御三間


どちらも御常御殿の一部。


御三間では色鮮やかな襖絵を目にすることが出来ます。


御三間(左)の見学で参観コースは終了です。右手は御学問所。


王朝文化の一端に触れた1時間でした。天気は残念でしたが、雨に降られなかっただけ良しとしましょう。

宜秋門


建礼門


建春門

最後に築地塀沿いを歩いて三つの門を撮影。北側の皇后門と朔平門は・・・今度機会があれば(汗)