京都・大阪・高野山をめぐる旅6〜京都御苑〜
※2013年4月26日の記事です
江戸時代、御所を中心に公家屋敷が立ち並んでいた場所。
東京奠都により公家が移住したため、その跡地は御苑として整備され、一部を除いて一般公開されています。
蛤御門
にわか雨に降られてしまい、土砂降りの中を何とか到着。10分ほど門の下で雨宿りすると雨はあがりました。
この日の天候は不安定でこの後も降ったり止んだり晴れたり忙しいです。
さて、ここは言わずと知れた蛤御門の変(禁門の変)の激戦地。
門扉や門柱に残るへこみ傷は、その際の銃痕だそうな。
蛤御門から苑内へ。左の大木は清水谷家の椋。その名の通り清水谷家(羽林家)の屋敷にあった木です。
大宮御所・仙洞御所
御所と同じくこちらも参観には申込が必要。そして平日のみ。
しかも御所の参観が1日4回なのに対して、こちらは1日2回。ということですぐに定員が埋まってしまい、今回参観することは叶いませんでした。
拾翠亭
九条邸に残る唯一の建造物です。
参観は金曜・土曜のみ。15時半までということで、残り時間15分。急いで見学しました。
まずは2階へ。
座敷になっています。
見晴らしを楽しむための廻縁は、底が抜ける恐れがあるということで、残念ながら立入不可になっていました。
2階座敷から九条池を見下ろしました。
1階へ降ります。
広間へ。
広間から九条池に向かって突き出た広縁。こちらはガッシリ頑丈なので出ても大丈夫。
ここからの眺めもいいですね。
池の一角には藤棚が。って、あれ、何かいる。
鷺が池のほとりで佇んでいました。
もう少し観察していたいところでしたが、時間なので退散します。