京都・大阪・高野山をめぐる旅5〜京都府庁旧本館〜
※2013年4月26日の記事です
明治時代に建てられたレンガ造りの洋風建築を訪ねました。重要文化財。
現在も執務室や会議室として利用されていますが、一部が一般公開されています。
正面に見えているのが重要文化財の旧本館です。
玄関ホールは格調の高さが窺えますが、割と素朴な印象です。調度品などが皆無なせいでしょうか。
1階は廊下以外で見学できそうなところがなかったので、2階へ向かいます。
2階の廊下は工事中で通行止めに。
普段目にすることのない床下。何やらよく分からん配管が張り巡らされていました。
廊下は通行止めも、室内の見学は出来ました。
まずは旧本館のシンボルともいうべき正庁。
式典などが催された部屋です。
旧食堂などを通って、
一番奥の旧知事室へ。
さすがの高級感。
歴代知事が使用していた机と椅子。
暖炉もあります。
古時計はお休み中(笑)
窓からは大文字山が見えました。五山送り火をここから眺めることができます。
旧知事室を後にして1階へ。
貰ったパンフに記されていた見どころへと向かいます。
中庭中央のしだれ桜。円山公園のしだれ桜の孫だそうです。
もうひとつの桜は「容保桜」。この地が京都守護職屋敷跡だったことに因んで命名されました。
旧本館を出ました。
正門入って右手、草木の陰にひっそりと佇む「京都守護職屋敷」の石碑。
京都府庁とその周辺を含む広大な敷地に京都守護職の上屋敷がありました。
正門入って左手、「京都慶応義塾跡」の石碑です。こちらも草木の陰にひっそりと。
京都に慶応の分校があったとは知りませんでしたが、それもそのはず、開校した明治7年のうちに廃止になったとのことです。