※2013年4月26日の記事です
予約した京都御所の拝観が13時半から。それまで3時間あったので、二条城から京都御苑の間の史跡を散策しました。
堀川に沿って北へ。
伊藤仁斎宅(古義堂)跡ならびに書庫
堀川下立売の北100m足らず。江戸時代を代表する儒学者のひとり伊藤仁斎が自宅に開いた私塾古義堂の跡。国指定史跡。
旧京都中央電話局西陣分局舎
NTT西日本の西陣別館事務棟。大正時代に建てられた鉄筋コンクリートの建物で重要文化財。
今では古びた地味なコンクリ建築といった印象ですが、建物正面に裸婦像が飾られていたり、当時ではかなりハイカラだったようです。
清和院并土御門内裏址
中立売通りから室町通りへ。清和キリスト教会前に石碑があります。
中世にこの地に清和院があったと伝わりますが不詳とか。
下長者町通りから烏丸通りへの手前に石碑が。
蛤御門の戦いで焼失しました。その蛤御門はすぐ近くです。
土御門内裏跡
ホテル京都ガーデンパレス前に石碑があります。
鳥羽・崇徳・近衛の三代に渡る里内裏でした。
斯波氏武衛陣・足利義輝邸遺址
すぐ近くにもうひとつ。
斯波氏総領家(武衛)の邸宅跡です。その後、足利義輝もこの地に邸宅を構えましたが、三好三人衆らの襲撃により討ち死に。
その跡地を拡張して築かれたのが、先ほどの旧二条城となります。