日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

南伊豆フリー乗車券の旅1〜スーパービュー踊り子〜

※2013年1月21日の記事です


2013年最初の旅は1泊2日の伊豆旅行。
どこに行こうか迷ったのですが、一週間前にも関わらずスーパービュー踊り子3号のグリーン車展望席が空いていたので、伊豆に決めました。
なお今回利用した南伊豆フリー乗車券は、例の如く特急券別売ですが、伊豆急と南伊豆のバスが乗り放題なので、JR東日本にしては割と使えるきっぷです。


朝9時過ぎ、新宿駅5番線に着くと、ちょうど入線したところでした。
スーパービュー踊り子を含めた特急踊り子号は基本的に東京駅発着ですが、今回乗る列車は新宿駅発。土休日には大宮駅発着もあります。


車内からはたくさんの人が下車。「おはようライナー」として小田原からやって来たのでした。こんな列車で通勤してみたい。


折返しで、伊豆急下田行きのスーパービュー踊り子となります。


普通車は大きな窓が特徴。


一方、今回乗車するグリーン車は2階建。


先頭1号車の顔を撮って、車内へ向かいます。


乗降口ではアテンダントによる検札があります。


グリーン車の車内へ。



グリーン車2階は2+1列シート。


こちらが展望席。



座席はフットレスト付です。


次は1階へ。




1号車1階はサロン室。グリーン車の乗客のみ利用できます。


奥には狭いながらも厨房スペース。


その他、お菓子やお土産が売られています。


お隣の2号車へ。こちらもグリーン車。2階は1号車と同じく2+1列シートですが、1階は個室になっています。
なお「この先は通り抜け出来ません。」とあるように、2号車と3号車の間は閉ざされていて、グリーン車と普通車が行き来出来ないようになっています。



サロンと同様に、個室も今や希少な存在です。


車内探検も終わったので展望席に戻り、9:25に新宿を出発。
まずはグリーン車サービスのウェルカムドリンクで一服。


さて、肝心の前面展望はどうなのかというと、これがどうにも今ひとつ。窓の構造が良くありませんね。


運転席との間のガラスに横線が入っているのも微妙に邪魔。窓も砂ぼこりで汚れが目立つし残念すぎる。
それでも暫くは駆け抜ける都会の車窓を眺めました。


成田エクスプレスとすれ違う。


湘南新宿ラインと同じルートを辿って、横須賀線に入り、多摩川を通過。


武蔵小杉駅、そして横浜駅に停車。
横浜までは1号車は貸し切り状態でした。この後もグリーン車はガラガラ。オフシーズンの平日だからでしょう。お陰でのんびりできました。


横浜駅を出ると熱海駅まで止まらないので、サロンへ移動して食事にします。



ビーフカレーを注文しました。


自席にも運んで貰えますが、折角なのでそのままサロンでいただきます。
レトルトですが、車内で温かいカレーが食べられるというのも特別なこと。それだけで美味しく感じられます。


そしてデザートのアイス。


やまももドリンクも買っちゃいました。


至福の時間を過ごしていると、いつの間にか海岸沿いを走行。


相模湾です。小田原から先は海が見えたり見えなくなったりの繰り返し。とっても忙しい(笑)


熱海からは伊東線に入って、伊豆半島を南下します。


網代駅で上りのスーパービュー踊り子2号とすれ違い。


伊東から伊豆高原の区間は海が見えず、伊豆北川駅手前でひさしぶりに見えました。


伊豆熱川駅も海のすぐそば。


そして片瀬白田伊豆稲取間は絶景。


肉眼でも確認できるのは伊豆大島


その南に見える小さな島は利島。



伊豆稲取付近の海岸。


稲生沢川沿いに出たら、終点まであと少しです。



12:11伊豆急下田駅に到着。
前面展望は残念でしたが、それ以外の点では満喫させてもらいました。天気も良かったですしね。


こちらは下田を舞台にしたアニメ「夏色キセキ」のパネル。町興しアニメもだいぶ増えましたな。


出口専用改札。冠木門は下田奉行所を意識したものかな。


駅前にはペリーの旗艦サスケハナ号の模型。


というわけで、続いては初上陸の下田観光へと向かいました。