日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

名古屋・大津・嵐山の紅葉めぐり旅9〜園城寺(三井寺)〜

※2012年11月25日の記事です


坂本を離れて向かった先は、天台寺門宗の総本山・園城寺。通称「三井寺」です。ここも8年ぶり。
既に時間はお昼近くだったので、多くの参拝客が来ていましたが、境内は広大で見どころも散らばっているので、紅葉の撮影はスムーズに進みました。ただし今回は文化財建造物の撮影が不十分でしたので、いずれ再訪しなければ。


三井寺駅から琵琶湖疏水沿いを歩いていきます。


道すがらの両願寺前も色付いていました。


園城寺の鎮守、長等神社。


立派な楼門の周辺の紅葉はそこそこの色付き。


今回は南側の受付から境内へ。


黄葉を眺めつつ石段を登っていきます。


石段を登りきると目の前には観音堂(県指定文化財)。
西国三十三箇所霊場の十四番札所です。



観音堂南側の高台へ向かうと、真っ赤な紅葉に出会いました。


眼下に広がる観音堂境内。



東に目を転じれば琵琶湖が望めます。


観音堂から石段を下って北へ向かいます。


石段の下から見上げる紅葉。美しい。


こちらは重要文化財毘沙門堂。紅葉をバックに撮影。



紅葉のトンネルをくぐって先へと進みます。


この日は勧学院客殿(国宝)が特別公開されていました。別料金ですけどね。
それでも普段は3名以上でハガキによる事前申込しなければ見られないので、この機会を逃す手はありません。


ただし内部の撮影は不可でした。残念。


続いて唐院へ。開祖である智証大師円珍の廟所です。


唐院前の紅葉。


唐院の入口はこちらの四脚門(重文)。


同じく重文の塔婆(三重塔)。


三重塔から一切経蔵へ向かう途中で見かけた紅葉。


こちらが一切経蔵(重文)。


周囲の紅葉は色付きがイマイチ。


一切経蔵の内部には、一切経を収めた回転式の八角輪蔵があります。


一切経蔵と三重塔を一緒に撮影するも逆光でした。


夕暮れなら絵になるんでしょうけど、まだ日差しが強過ぎる(汗)


紅葉と逆光にもチャレンジ。やっぱり日差しが強い(笑)


そして金堂(国宝)へ。


金堂の脇にある閼伽井屋(重文)。


天智・天武・持統の三天皇が産湯に用いたという泉を護っています。


金堂を正面から。
前回は2004年の台風で破損した屋根の修理工事中でしたから、今回初めて外観を目にすることが出来ました。修復された桧皮葺の屋根が美しいです。


有名な三井の晩鐘。


金堂の東側、石段付近の紅葉が見事な色付きでした。


そして仁王門(重文)から境内を後にしました。




最後に、仁王門を出てすぐ、園城寺町交差点の紅葉。境内に負けず劣らず見応えあります。


再び琵琶湖疏水を歩いて、三井寺駅へと戻りました。