日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

青森ドライブの旅14〜仏ヶ浦〜

※2012年8月27日の記事です


巨岩・奇岩の景勝地。仏宇多とも呼ばれる国指定名勝及び天然記念物です。
また恐山と一体をなす霊場で、それぞれの岩は仏像・仏具に見立てられています。
アクセス手段は、青森港・脇野沢港・佐井港それぞれから高速船が出ており、そちらを利用する人が多いですが、国道338号から遊歩道も出ているので、車利用ならこちらの方が便利です。


国道338号を大間方面から向かうと、手前に展望台があって、仏ヶ浦を一望することができます。


聳え立つ奇岩も見てとれます。


波止場に停泊した高速船からたくさんの観光客が降りてきました。
私もあちらへと向かいます。


国道338号から駐車場に停めて遊歩道へ。「熊出没注意!!」だそうな。気をつけましょう。


駐車場から海岸まではかなりの高低差がありますが、道は整備されています。途中、少し滑りやすい砂利道があるのでそこは注意が必要。


10分ほどで到着。


小さな地蔵堂が鎮座していました。


まずは奇岩地帯を歩いてみます。








自然の不思議。面白いかたちの岩がたくさんあります。


波止場にやって来ました。



美しい海と不思議な奇岩、荒々しい断崖の取り合わせ。



高速船に乗らなければ、海からの姿は見られないものと諦めていたのですが、ここからも遊覧船(800円)が出ていたので乗ることにしました。。
実に簡素なボートですが、まったりとした雰囲気が素晴らしい。しかも貸し切りでした。


まずは南に向かって出航。


まるで波のような形をしてますね。





海底も岩と同じ凝灰岩。


船底の一部はガラス張りになっていて、海中を覗くことができます。
黒い点々は何とウニ。物凄い数なんですが、この辺りのは小さいので捕らないのだそうな。


こちらの岩はモアイ像のよう。


刀で袈裟切りにされたような岩。



スイカバーか味噌田楽か。


この日の海は凪いでいました。ゆったりした時間が流れます。


折り返して北へ。



五百羅漢のような断崖。



洞窟。


30分足らずの船旅でしたが、充分に楽しませてもらいました。