日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

近江若狭路の旅4〜熊川宿〜

※2012年7月14日の記事です


2日目は敦賀から小浜を目指して西へ進みます。天気が良ければ三方五湖からスタートしようと考えていたのですが、いまひとつだったので、この日はスルーして先へ進むことにしました。
ちなみに若狭は今回が初入国となります。

脇袋古墳

国道27号を駆け抜けて若狭町に到着しました。まずは国指定史跡の古墳めぐりからスタート。
こちらは田んぼの中に取り残されたプリン状の西塚古墳国史跡)。前方後円墳でしたが、前方部はほぼ壊滅。


道路を挟んで東側に見えるのが上ノ塚古墳国史跡)。


上ノ塚古墳前方後円墳です。北東から見るとそれが分かります。


上ノ塚古墳の墳丘上。整備されているとは言い難し。


上ノ塚古墳から西側の眺望。のどかな田園風景が広がっています。


最後に中塚古墳国史跡)。民家に囲まれており、しかも樹木に覆われていて、その姿はよく分かりませんでした。

熊川宿

国道303号を東へ。滋賀県との県境近くの熊川宿にやって来ました。
西側の駐車場に止めて、宿場町を横断します。


熊川宿は、京都出町柳と若狭小浜を結ぶ若狭街道(鯖街道)の宿場町で、古い街並みが残っています。重要伝統的建造物群保存地区




こちらは松木神社。義民・松木庄左衛門を祀っています。


松木庄左衛門の銅像。年貢引き下げを小浜藩に直訴して磔となった義民です。



若狭鯖街道熊川宿資料館宿場館。旧熊川村役場の洋風建築です。




熊川番所。


熊川番所は宿場の東端。ここから引き返します。片道20分ほどでした。
宿場の東側には道の駅「若狭熊川宿」があるので、こちらから見学していくのが一般的かも。


復路は若干晴れてきました。
ちなみに9時前だったのでどこも開いていませんでしたが、人通りは少なく、撮影には最適でした。

下船塚古墳・上船塚古墳

国道303号を引き返し、国道27号に戻って再び西へ。小浜市に入る手前にも国指定史跡の古墳があります。


こちらは下船塚古墳国史跡)。割と大きめの前方後円墳


そして上船塚古墳国史跡)。下船塚古墳から南へ100mも離れていません。国道27号沿いにあります。


藪が凄くて石碑と説明板がかろうじて見える程度。