日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

愛知の城めぐり旅12〜津島神社・旧堀田家住宅〜

※2012年3月18日の記事です


津島市内の重要文化財2ヶ所を見学しました。


津島駅から天王通りをまっすぐ西へ徒歩15分ほど。津島神社に到着しました。


豊臣秀吉に寄進された楼門。重要文化財です。



広い境内に参詣者はまばら。駐車場に車は結構止まっていたのですが…どゆこと?


拝殿から回廊を挟んで、奥に本殿が鎮座しています。


松平忠吉に寄進された本殿。重要文化財です。
ほとんど屋根しか見えないのが残念でした。


豊臣秀頼に寄進された南門。県指定文化財です。


南側の鳥居から出ました。


津島神社を出て、東へすぐのところに旧堀田家住宅(重要文化財)があります。
土日祝日の10時から15時まで一般公開(300円)されています。あまり下調べせずに来たのですが、運よく公開時間に当たりました。
ちなみに、こちらの堀田家は津島神社の神官から武家を経て商家として栄えました。江戸時代に老中を多数輩出した堀田家の同族のようです。


道路側(南側)に勝手口がありますが、順路どおりに進みます。


グルっと回って反対側へ。


こちら(北側)が建物正面。


大戸口から内部へ入ります。


玄関脇にある「こみせ」。待合室です。


反対側が「みせ」。


帳場があり、商売をおこなう場所です。


玄関の奥、暖簾をくぐって進みます。


荒神かまどのある土間。


その奥が台所。


台所の天井は高いです。


内玄関で靴を脱いで室内へ。


畳敷きの廊下。名字帯刀を許された堀田家に相応しい格式を感じさせます。


「みせ」奥の「みせ座敷」。


その他多数の部屋があります。


一番奥が書院。





小さな庭が三ヶ所もあります。こちらの特徴のひとつでしょう。


2階へ。
階段の両側は襖戸になっているので、隠し階段ですね。


しかも2階から階段を蓋で閉じられます。


2階は2部屋だけ。薄暗いですし、普段は使われなかったのかも。


主屋だけでなく、3棟の土蔵も重要文化財となっています。


スタッフの方の案内で入口部分だけ見せてもらいました。廊下で主屋とも繋がっていますが、扉は閉まっています。