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日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

信州甲州紀行/1日目/小県・佐久ドライブ

結局、震災後は1度お出かけしたのみで連休を迎えてしまいました。世間の自粛ムードなどとは関係なく、生来の物ぐさを発露しただけです・・・桜までスルーしてしまいました(^^;;
せめて連休は、ということで久々の長期行軍へと出発。行先は長野県、そして帰りは山梨県に立ち寄るというプランです。あまり遠くないところの方が安心だと思いまして。


とりあえず初日ですが、上田でレンタカーを借りて周辺部をめぐってきました。


(5/22更新完了…冒頭写真は荒砥城跡)

長野新幹線あさま501号(大宮→上田)

6:50発の新幹線で出発。新幹線に乗るのもひさしぶり。今年初です。
この時期はこれといったフリーきっぷも無いので、えきねっとの「トクだ値」を利用。平日なので指定席はガラガラ。その一方、自由席は通勤客で混雑していました。


1時間ほどで到着。駅前の真田幸村像をカメラに収めてから、レンタカーで出発です。

信濃国分寺

国道18号を東へ。対向車線は上田市街へと向かう車が列を成していましたが、こちらはスイスイ進んですんなり到着。
今日の訪問先で既訪なのは、こちらと次の国分寺跡のみ。7年ぶりなので、写真の撮り直しのために来ました。本堂は長野県宝。


本堂向かって右手には、重要文化財の三重塔。

信濃国分寺

現在の国分寺から南に200mほど。国道18号向こうに国指定史跡・信濃国分寺跡があります。
平将門の乱で荒廃するまではこちらにあり、鎌倉時代に北側の現在地に復興されたとのこと。


史跡公園になっています。


礎石と思しき石がゴロゴロ。


建造物の基壇が復元されています。


しなの鉄道の線路で史跡地は分断されてしまっており、線路の向こう側へは地下通路で移動。


線路南側の中門跡。


国分尼寺跡も線路南側にあります。


史跡公園内には信濃国分寺資料館もありますが、今回はパス。


資料館の向かいには瓦窯跡観察施設があります。


ガラス越しの展示なので、写真は撮りづらいです。

海野宿

国道18号をさらに東へ進んで、上田市から東御市に入りました。
ここは北国街道の宿場町で古い町並みが残されています。重要伝統的建造物群保存地区




平日ゆえか人影はほとんどなし。ただし、車がちょいちょい通るので撮影はそれほど楽ではありませんでした。


海野宿資料館がありましたが、予定が立てこんでいるのでここもパス。
ちなみに海野宿は駐車場が有料(一般300円)でした。滞在時間短かったので、ちょっと勿体なかったな・・・と、どうしても思ってしまう貧乏性の私(^^;

春原家住宅

茅葺屋根の古民家。重要文化財。見学無料です。




凄い簡素な作りが印象的。

戌立石器時代住居跡


縄文時代新石器時代)の住居跡で、竪穴式住居が復元されています。国指定史跡。


そしてここには、一本の桜が見ごろを迎えていました。今年の桜は開花が遅かったからか、長野県内ではこうして見ごろの桜がポツポツがあり、関東で桜をスルーしていた私にとっては嬉しい誤算でした。

寺ノ浦石器時代住居跡

戌立石器時代住居跡から東御市小諸市の市境を挟んだすぐ近くにあります。こちらも国指定史跡。
こちらは石碑と説明板があるのみでした。

布引観音

「牛に引かれて善光寺」の伝説にある、強欲な老婆を善光寺に連れていって改心させて極楽往生へと導いたという観音様がこちら。
千曲川沿いの北麓に駐車場があり、ここから登っていきます。ここの桜も丁度見ごろを迎えていました。


ところどころに岩場がありますが、歩きやすくハイキングにはもってこいです。


徒歩15分ほどで本堂に到着。


本堂前のミニ観音像の向こうに見えるのは、断崖に建てられた観音堂(重要文化財)。


この岩穴を抜けると観音堂があります。


遠くに見えましたが、実際には本堂からすぐでした。



縁は少し怖かったです。板が抜けたりやしないかと(^^;


観音堂から本堂方面を望む。とても自然豊かな山寺です。


観音堂の格天井には何かの絵が描かれていました。布引観音の縁起でしょうか?



龍と獅子の彫刻。定番ですね。

駒形神社


続いては佐久地方北部の重文建築3ヶ所を巡ります。
まず1ヵ所目。拝殿奥の覆屋にある本殿がそれ。

八幡神社


2ヶ所目は旧浅科村に。高良社本殿(旧本殿)。

望月宿

中山道の宿場町。左側が本陣、その向かいが脇本陣


3ヶ所目は問屋兼旅籠であった真山家住宅。事前予約すれば見学もできるそうです。

鳥羽山洞窟

国道254号から152号へ。東和町と上田市の境付近にある鳥羽山。その西麓に国指定史跡鳥羽山洞窟があります。
だいたいの位置しか分からぬままやって来たので、周辺をうろうろ。


武石焼の駐車スペースの奥に説明板を発見。彼方に見えるのが洞窟です。ただし、その間には依田川の激流が流れており、近くには橋もないので、ここから眺める他ない模様。


この洞窟は古代の墓地で、「曝葬」といってここに野ざらしにして葬っていたようです。

法住寺虚空蔵堂


独鈷山の南麓、国道254号沿いにあります。重要文化財

大法寺

県道12号の山道を抜けて青木村へ。拝観料100円。


観音堂の背後に三重塔(国宝)。



小さいけれど国宝なのも納得の優美な姿です。

智識寺大御堂

千曲市(旧上山田町)まで一気に北上。こちらの御堂は、大きな茅葺屋根が印象的です。重要文化財

荒砥城跡

上山田温泉の西方に築かれた山城。信濃の国衆屋代氏の城郭です。入場料300円。
16時半の入場締切時間を若干過ぎてしまいましたが、好運にも入れてもらうことができました。ただし与えられた10分のみでしたが(^^;


時間が無いので駆け足で見学。戦国山城を再現・・・かと思いきや、随所に石垣が見られることから精密な考証に基づいているわけではなさそうです。
それでも雰囲気はあるので、最近の大河ドラマのロケ地としてたびたび使用されています。『風林火山』や『天地人』、そして今年の『江〜姫たちの戦国〜』も。


ここの一番のウリは見晴らしの良さにあるといえましょう。こちらは上田方面。


そして長野方面も。

砥石城跡

最後に訪ねるつもりでしたが、日没近くになってしまい、さらに日中はだいぶ暖かったのですが、急に冷え込んできましたので、無理せず引き上げることにしました。


上田駅前まで戻り、そのまま上田泊。この日の走行距離は145kmでした。