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日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

雪景の日光をゆく〜東照宮から奥日光まで〜/1日目/日光山内(東照宮・輪王寺・二荒山神社)・湯元温泉

各地で大雪となっている今冬。しかし私はまだ目にしていませんでしたので、そろそろ見に行こうと思い立ちました。
さてどこへ向かおうか。昨年は北海道・北東北、一昨年は会津信越で雪景色を見ていますので、今年は近場がいいな・・・そこで、昨冬くろふね氏(id:jranar)が日光へ行かれて雪景色を満喫されていたことを思い出しました。


日光は何度か訪ねていますが冬は未体験。というわけで行き先は日光に決定。日帰り圏内ではあるものの、雪灯りイベントを見たいので湯元温泉で一泊します。奥日光は小学校の修学旅行以来です。


ちなみに晴天下の雪景色を期待していたのですが、残念ながら都心でも雪が降るような天候でしたので、日光ではかなり降られて大変な思いをしました。それでも晴天とはまた別の味わい深い風景を目にすることができましたので、どうぞご覧ください。


(2/26更新完了…冒頭写真は日光東照宮境内)

東武野田線伊勢崎線日光線(大宮→春日部→東武日光

今回は東武鉄道の「まるごと日光東武フリーパス」を利用。特急券は別売りなので、行きは鈍行と快速を乗り継いで日光へ向かうこととしました。
東武野田線で春日部に出て、7:44発の東武日光行き快速*1に乗車。当初は1時間前の列車に乗る予定でしたが、体調が思わしくなかったので、大事を取って1本遅らせたのでした。春日部から乗車した快速列車は思いの他の混んでいまして、この時季ですからスキー客が多いんですね。失念しておりました。好運にも座席が確保出来たので良かったのですが、ひとつ間違えば約1時間半立ちっぱなしになるところでした。危ない危ない(^^;;
そして9:20東武日光駅に定刻通り到着。大宮を出たとき既に雪が降り出していたので、下手をすると電車が止まったり遅れたりするかも、と心配しましたが杞憂でした。


駅前はほとんど積っていないものの、かなり雪が降っていて先行き不安になりましたが、ここまで来たからには先に進むほかありません。

世界遺産めぐり循環バス(東武日光駅→表参道)

日光山内を走るバスがあったなんて今まで知りませんでした。バス停は参道南端にあり、降り積もった雪道をギシギシと踏みしめて東照宮へ向かいます。

日光東照宮

5度目の訪問となった東照宮ですが、雪のためか何だかいつもとは少し違う雰囲気。


気のせいか、いつもより参拝客も少ないような気がします。


二社一寺共通拝観券(1000円)を購入して表門(重文)より入場。



真っ白に染まった境内。欲を言えば、もう少し積っていてくれると良かった。


神厩の三猿。ちょっと剥落が目立ちます。そろそろ修復が必要では?




陽明門(国宝)がより一層白く。


陽明門の龍の彫刻。


陽明門よりも両脇の回廊(国宝)の方が色鮮やかで雪景色には映えますね。


この回廊の先に見えるのが鳴き龍で有名な本地堂(重文)。


陽明門をくぐると、巫女さんが石畳の雪かきをしていました。とても寒そうな格好ですが、大丈夫なんでしょうか(^^;


唐門と本殿(ともに国宝)は修理工事中でした。残念。
この先には奥社がありますが、雪景色に映えそうにないと判断してここで引き返すことにしました。


表門を出て、東南の木立の中でひっそり佇む仮殿(重文)へ。やはり朱塗りが映えます。
表門前広場のすぐ近くにありながら、訪れる人はあまりいませんが、ここも結構立派な社殿なんですよ。


いつ来ても公開されているような?
残念ながら内部は撮影不可です。


更なる雪景色を求めて、二荒山神社へと向かいます。

二荒山神社

下野国一宮の二荒山神社


二社一寺共通拝観券を買ったことですし、とりあえず神苑へ。



水墨画のような風景です。


とても冷たそうな二荒霊泉。


次へ向かいます。

大猷院霊廟

徳川家光の廟所。東照宮に負けず劣らず煌びやかですから、ここでも素敵な雪景色が見られそう。


仁王門(重文)から振り返ると、あたり一面真っ白になりつつありました。


豪華絢爛な二天門(重文)。ズームを効かせて撮影したので、雪の写り込みがすごい(笑)


二天門の彫刻。獅子かな?


二天門から続く石段。雪が深々と降る静寂の中で石段を登っていくのって、何だか素敵。ただし足元には要注意。


石段の上から見下ろした二天門もなかなか。


夜叉門(重文)まで来ると、本殿はあと僅か。


唐門(重文)の奥に見えるのが、本殿・相の間・拝殿(国宝)です。
拝殿のみ拝観できますが、残念ながら堂内撮影不可。秘蔵されてきた徳川家光像が特別公開されておりました。


拝殿入口にも獅子の彫刻。真っ赤なのでかなりインパクトあります。
東照宮や大猷院霊廟には様々な彫刻があるので、それを見ていくのも楽しいです。ひとつひとつ見ていったら、それだけで結構な時間がかかりそうですけどね(^^;



拝殿とその背後に続く相の間・拝殿は、日光随一の金ピカ豪奢な建造物。ただ、この大雪の前に魅力は半減かな。


家光の眠る奥院の入口にあたる皇嘉門(重文)。この先は立入不可です。

輪王寺

三仏堂(重文)は修復工事中でありました。物凄く大きな覆屋にスッポリ収まっています。


相輪とう(重文)。


日光開山の祖、勝道上人の銅像。頭と肩に雪が積もって、とても寒そうでした。

神橋

世界遺産日光の社寺*2めぐりの締めくくり。



ますます激しく積る雪。
スニーカーもだいぶ濡れてしまい、そんな冷えた体を温めるべく、昼食は神橋近くの食堂で鴨南蛮をいただきました。

東武バス(神橋→湯滝入口)

昼食後、バスに乗って奥日光へ。フリーパス区間です。
車内は物凄い乗車率で、中禅寺温泉まで立ちっぱなしになったのには参りました(>_<)
いろは坂の連続急カーブで右に左に振られて大変。電車のような吊皮もないですし。

湯滝・湯ノ湖

終点湯元温泉のひとつ手前、湯滝入口バス停で下車。さすが奥日光、雪深いです。


湯ノ湖から流れ落ちる豪快な湯滝。
小学生のときに見た記憶では、あまり大した印象はなかったんですけど、良い意味で裏切られました。まあ子供のころは、華厳の滝のように垂直落下してなきゃ滝じゃない、などと視野偏狭な思考でしたから(^^;


滝の上方へ向かうと、落下開始地点を見ることもできます。


湯滝の北側に広がる湯ノ湖。ほとんど雪に覆われて真っ白です。雪の下は氷が張っていることでしょう。


湯滝の付近だけは例外。


湯元温泉まで歩いて到着。湯滝からはバスで1区間に過ぎませんが、雪道ということもあって約30分もかかりました(-。-;


疲れたのでとりあえず宿へ。再び冷え切ってしまった体を温泉で温めなおしました。さらに夕食でエネルギーを充填して、夜のイベントに向けて準備万端。

日光湯元温泉雪まつり【雪灯里】

21時頃までやっているということでしたので、20時少し前に行ってきました。


雪のトンネルを潜って会場へ。




雪の中、約1000個のロウソクが灯されています。










今回は三脚を持っていったので、初めのうちは使用していましたが、それなりに来場者がいるため、小回りの効く手持ち撮影の方がよいと判断。α550なら手持ちでも結構イケますしね。それに寒いのでジッとしているより動き回っている方が


中央のモニュメント。毎年変わっているみたいです。今年はスカイツリー(?)


1時間ほどの撮影でしたが、すっかり体が冷え切ってしまいました。氷点下7℃ですからね・・・それでもこの日はまだ暖かい方だそうです(>_<)
というわけで、もう一度温泉に入って、体を温め直してから床につきました。



*1:会津田島行きと併結。

*2:通称・二社一寺。日光山内(国史跡の指定名称)とも。