最後の青森・函館フリーきっぷ旅/3日目/五所川原市・弘前市
最終日は五所川原と弘前をめぐりました。行先はいずれも既訪地。ゆえに新鮮味には欠けますが、心残りを解消しておきたかったもので(^^;
(11/14更新完了…冒頭写真は長勝寺へと続く禅林街)
奥羽本線・五能線(青森→川部→五所川原)
今朝は早くから始動。
まずは6:12発の普通列車で川部駅まで。列車は風情に欠けるロングシート車両。
30分後、川部駅で五能線に乗り換え。五所川原へと向かいます。
こちらはボックスシートでした(^o^)
車窓から見える岩木山・・・ですが、今回も雲がかかってる。これで何度目だ(>_<)
7:22五所川原駅到着。
早過ぎちゃって何もすることが無いので、駅の待合室で8時過ぎまで時間を潰していました。丁度いい時間の列車があれば良かったのですけど、次が2時間後なので・・・(;´д`)トホホ
旧平山家住宅
駅から歩いて20分ちょっとかかります。2年前は、休館日に来てしまって悔しい思いをしました。
→青森・函館フリーきっぷの桜旅/3日目/五所川原市・青森市・弘前市 - 日本史日誌
今回はちゃんと表門(重文)が開いていたのでホッと一安心。
開館時間9:00には少し早かったのですが見学させてもらいました。入場無料。
前回は塀越しに撮影した主屋(重文)。かなり横長です。
平山家は津軽藩代官所の手代も勤めた豪農。畳座敷に格式を感じます。
あと、主屋の内部に馬屋があるのが特徴。
さらに馬屋から台所の屋根組も見どころです。
さっくり撮りまわったところでタイムアウト。列車の時間が迫っているので急がないとね。というわけで、結局20分ほどしか滞在できませんでしたが、しっかりリベンジは果たせました。
五能線・奥羽本線(五所川原→川部→弘前)
急いで戻ってくるとリゾートしらかみ橅編成が停車していました。ひさしぶりだなぁ。
→三連休パスでゆく観光列車&レンタカーの旅/1日目/三内丸山遺跡とリゾートしらかみ - 日本史日誌
でも残念ながら行き先が逆方向なので今回は乗りません(^^;
9:32発の弘前行き普通列車で終点まで。
念が通じたのか、帰りは岩木山が見えました!
50分で弘前に到着。弘前に来るのもこれで6度目。2006年11月の初訪問から4年足らずで随分と訪ねたものです。
それもこれも三連休パスと青森・函館フリーきっぷのお陰でしたが、どちらも廃止となってしまいた。次に来られるのはいつになるでしょうか。
長勝寺
弘前駅構内の観光案内所でレンタサイクル(無料)を借りて弘前観光に出発。
まず最初に訪れたのは、過去2度訪れながら本堂(重文)が修復工事中だった長勝寺です。
三度目の正直!
だがしかし、今度は庫裏(重文)が工事中ですって(^^;
ちなみに工事前の姿はこんなんでした。
本堂・津軽家霊廟拝観は300円。本堂内部の撮影は不可とのこと。残念ですorz
津軽家霊廟には、初代藩主津軽為信の正室、二代藩主信枚、信枚正室満天姫(家康養女)、三代藩主信義、六代藩主信著、と5棟の霊屋が建ち並んでいます。全て重要文化財。
霊屋はどれも同じ構造になっています。写真だけだと見分けが付かない(^^;
御影堂(重文)はこれかと思っていたのですが、
実はその奥にあるこの建物が御影堂だったようです(^^;;;
また蒼龍窟横にあるこの木箱は、津軽承祐(11代藩主の養嗣子・早世)のミイラが収められていたものだそうです。昭和29年の発掘で見つかり、平成7年に火葬されたとのこと。火葬されるまでは見学することができたとか!
境内を出て、北側の展望広場へ。ここからは岩木山が望めるのですが、木や草が邪魔されてしまいました。
2年前はこんな風にスッキリしていたのですが・・・。
革秀寺
前回、本堂(重文)の撮影で光の加減がもうひとつでしたので、撮り直しにきたのですが、今回もやっぱり上手くいかない。どうしてかな・・・うーん。
津軽為信霊屋(重文)も相変わらず非公開。
木立の合間に垣間見ることは出来ますが、結局成果なしに終わり、何をしに来たのやら。
石場家住宅
弘前城亀甲門の北向かいで、江戸時代から営業を続ける商家。重要文化財。
江戸時代は荒物商でしたが、現在は酒屋を営んでいます。
今までは何故か素通りしていましたが、今回は見学してきました。観覧料100円。
現在も住宅として使われているので、室内には上がれませんが、土間から見学することができます。
石場家住宅の北側は伝統的建造物群保存地区(弘前市仲町)となっています。武家屋敷が幾つかありますが、今回はパス。