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日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」でゆく九州鉄道旅/2日目/九州新幹線・はやとの風・しんぺい・SL人吉

いよいよ「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」を使った旅の始まりです。
1日目は、九州新幹線は勿論のこと、はやとの風・しんぺい・SL人吉と3つの観光列車に乗車。さらにたくさんの特急にも乗車してきました。
というわけで、かつてない鉄旅三昧ではありますが、人吉でちょっとした史跡めぐりもしております。


(10/17更新完了…冒頭写真はSL人吉の牽引蒸気機関車58654)

特急リレーつばめ31号(博多→新八代

まだ薄暗い早朝の博多駅


6:00発の始発便で「ゲキ★ヤス」旅の幕開けです。


グレーのボディが格好いい♪



内装はグレーを基調にまとめられていて落ち着いた雰囲気です。
この列車で終点まで1時間40分余。早朝ゆえに自由席も空いていました。

九州新幹線つばめ31号(新八代鹿児島中央

車体にデカデカと力強い「つばめ」の文字。


2004年に部分開業(新八代鹿児島中央)した九州新幹線。今回がようやくの初乗車です。終点までは50分弱なので、ちょっと物足りないかな。来年の全線開通が待たれます。
写真は鹿児島中央駅にて。新八代での乗換時間は3分しかないので自重しました(^^;


リレーつばめとは対照的な明るい車内。こちらの自由席も空いていました。


座席の座り心地は二重丸。グリーン車かと思うくらい。JR東日本もこの座席を導入してくれませんかね。
(ちなみに「つばめ」にはグリーン車はありません。)

特急きりしま4号(鹿児島中央→鹿児島)

というわけで、鹿児島県に初上陸。しかし今回の鹿児島中心部滞在時間は、はやとの風が発車するまでの約50分しかありません。史跡散策するには微妙な時間です。さて、どうするか。
・・・で、悩んだ末に特急きりしまで隣駅の鹿児島駅まで往復することになりました(^^;


真っ赤なボディの「RED EXPRESS」。


ド派手な外観とは裏腹に中身は結構地味。それに結構な年代物です(--;)


僅か5分ほどで鹿児島駅到着。
「鹿児島」駅とはいうものの、鹿児島の中心駅は鹿児島中央駅(旧西鹿児島駅)。どうしてこちらを鹿児島駅と名付けたのか。かつてはこちらが賑わっていたのでしょうかね?


駅前には市電の発着所があります。今度来るときは市電にも乗ろう。

特急きりしま83号(鹿児島→鹿児島中央

鹿児島駅のホームは無駄に広く、長いです。賑わっていた頃の名残り?


またまた「RED EXPRESS」に乗車します。



鹿児島中央駅に戻ると、指宿枕崎線を走る、快速なのはなDXが停車中でした。これにも乗りたかったのですが今回は断念。指宿枕崎線盲腸線ですし、運行本数が多くないので、1日犠牲にする覚悟がないと難しいです(^^;

特急はやとの風2号(鹿児島中央→吉松)

さてさて、ここからが本日のメイン。観光列車3連発の第一弾ははやとの風。黒いボディが魅惑的ですネ♪


ここでは指定席を取っておきました。混むかと思いきや、指定席車両(2両)は案外空いていました。自由席車両(1両)はそれなりの乗車率でしたけど。


車両によってデザインは多少違いがありますが、座席はだいたいこんな感じ。


ボックス席もありますが、こちらはリクライニングが効きません(^^;


車両中央にあるカウンター席。フリースペースです。


カウンター席の座り心地は良くありませんけど、大きな窓で流れる景色を眺めるのも乙なものですよ。


9:27に鹿児島中央駅を発車し、しばらくすると桜島の雄姿が拝めます。逆光なのが残念(;´д`)


列車は肥薩線を進み、嘉例川駅に到着。


ここでは7分間停車します。


築百年を超える木造駅舎。
ただ、鄙びた雰囲気を満喫するには観光列車で来るべきではないでしょうね(^^;


同じく築百年を超える木造駅舎の大隅横川駅。


ここでは6分間の停車。


駅舎の柱には大戦中の機銃掃射の跡が!


大隅横川駅でした。


そして鹿児島中央から1時間30分強、11:03に終点吉松駅到着。ここで次の観光列車に乗り継ぎます。

しんぺい2号(吉松→人吉)

観光列車3連発の第一弾はいさぶろう・しんぺい。
人吉行きがしんぺい、吉松行きがいさぶろう、と名称が異なりますが、どちらも同じ車両で運行されています。今回は11:42発人吉行きのしんぺいに乗車。

ちなみに「いさぶろう・しんぺい」という名の由来は、肥薩線開通当時の逓信大臣山県伊三郎(山県有朋養子)と、鉄道院総裁後藤新平からとのこと。
変わった列車名だな〜とは思っていましたが、まさかこの両人から採られたとは・・・正直意外でした。両人とも肥薩出身者ではないですしね。


レトロな雰囲気の車内。


ただ普通列車だからか、はやとの風に比べて座席はグレードダウンしてます。
そのうえ座席のほとんどは指定席で、自由席は数えるほどしかありません。普通列車なのに! しかも今回は指定席が取れませんでした(°◇°)~ダンタイキャクガセンキョ


でもいいんです。1時間余の観光列車で大人しく座っているなんて勿体ないですからね。確保した自由席はほぼ荷物置き場として、主にカウンターに陣取っておりました(^^;)ゞ


最初の停車駅は真幸(まさき)駅。「真」の「幸」という、とっても目出度い名のこの駅には「幸せの鐘」があります。


到着すると皆さん幸せの鐘に殺到(^^;
ちなみに願う幸せの度合いによって叩く大きさを変えると良いとか。


幸駅での停車時間は5分。幸せの鐘と車両の撮影だけで時間がいっぱいになってしまい、駅舎の撮影が出来ませんでした('_`)ウゥ



幸駅を出るとすぐにスイッチバックで山登り。眼下に見える真幸駅に別れを告げて、次に向かうは・・・。


そう! 日本三大車窓のひとつ矢岳越えです。
えびの高原が広がり、奥には霧島連山を望みます。ここで列車は一時停車。天気にも恵まれ、雄大な眺めを堪能しました。


ちなみに天気が良いと、こうして遙か彼方に桜島も見えます。


続いて矢岳駅に到着。ここでも5分の停車。


肥薩線は何故にこうも魅力的な木造駅舎が残されているのでしょうか。


次の大畑(おこば)駅は、日本で唯一というループ線スイッチバックの組合せ。大畑駅は駅の手前から眼下に見ることが出来、ループ線は視認できませんでしたが、スイッチバックはかろうじて分かりました。


大畑駅には3分停車。


ホームに設けられた水盤は何とも涼しげ。


ここも木造駅舎。どういう訳か、ここに名詞を貼ると出世するという謂われがあるそうで、駅舎の壁や柱は名詞だらけでした。


そして12:56人吉駅に到着しました。
人吉では途中下車して、少しばかり史跡めぐりをします。距離的には徒歩でも充分なコースですが、時間に余裕が無いときはレンタサイクルを利用するに限りますね。人吉にはJR九州が設置している「楽チャリ」が有り、電動アシスト付自転車を2時間300円(JR利用者の場合)で利用できます。

青井阿蘇神社

まずは駅からすぐの、2008年に5棟が国宝に指定されたこちらの神社にやって来ました。


国宝の楼門。茅葺き屋根の楼門は非常に珍しいです。


そしてこれまた茅葺き屋根が珍しい拝殿。もちろん国宝です。


拝殿の背後の本殿。こちらは銅板葺き。やはり国宝。
国宝の残る2棟は幣殿と廊。どちらも本殿と拝殿の間に位置しています。

老神神社

ここには、覆屋の中に重要文化財の本殿があります。

人吉城

鎌倉時代から江戸時代に至るまで人吉を支配した相良氏の居城。
現在、隅櫓と長塀、そして大手門脇多聞櫓が復元されています。


大手門前から見た多聞櫓。なかなか絵になる風景です。
ちなみに大手門の復元計画もあるとか。もし完成したら、さらに見ごたえのあるスポットとなることでしょう。


多聞櫓内部。無料で見学できます。


続いて本丸へと向かいます。多聞櫓などは外郭に位置しており、本丸などの中枢部とは離れているので徒歩だと少々時間がかかるでしょう。自転車でも麓の水手門跡辺りに止めて、そこから歩かないといけません。


球磨川へと続く水手門跡。


御下門跡。ここから先は石段が続きます。山登りというほどではありませんが、猛暑の中では結構堪えます(^^;


二の丸の枡形虎口が見えてきました。


二の丸側から虎口を見下ろす。


二の丸西側の石垣。高さはありませんが、一直線に石垣が続く様は見ごたえアリ。


そして本丸跡に到着。礎石が残されています。ここには2階建ての護摩堂があったということです。

SL人吉(人吉→熊本)

まだ行っておきたい場所はあったのですが、早めに戻ってきました。


なぜならそれは、これから乗るSL人吉を撮影するため!


この蒸気機関車は、1988年から2005年まで豊肥本線を走行していたSLあそBOY。老朽化により一旦は引退していましたが、大改修を受けて昨年春にSL人吉として復活しました。


客車は3両編成。


1号車。


2号車。


3号車。各車両ごとにデザインが異なります。


そしてSL人吉は全車指定席。指定券は800円。「ゲキ★ヤス」使用不使用に関わらず料金は変わらないので、九州入り前(と言っても2日前ですが)に指定券を取っておきました。人気列車なので厳しいカモ・・・と思っていたので、取れたのは僥倖でした('-'*)♪
実際、人吉発車時はほぼ満席でしたし。


1号車と3号車には展望室があります。こちらは3号車の展望室。熊本行きは、こちらに蒸気機関車が付きます。


こちらは1号車の展望室。


今どき珍しいビュッフェがあるのもSL人吉の特長。客室乗務員さんが忙しく立ち回っています。


人吉を出て約20分、一勝地駅に到着しました。


一勝地駅も木造駅舎。


次の次の停車駅、坂本駅も木造駅舎でした。



さて、列車内で遅めの昼食。人吉駅の立売さんから購入した「鮎ずし」です。
名物ですけど小骨が多くて食べづらい・・・「栗めし」にしておけば良かった(--;)


食後のデザートは焼酎アイス。車販に来た客室乗務員さんから購入。
これがサッパリしていて実に美味しかったです(^¬^*)


焼酎アイス食べたら、本物の焼酎が飲みたくなったので、ビュッフェで焼酎を購入。やっぱり九州といったら焼酎ですよね。特に球磨焼酎は有名(^¬^*)
紙コップはSL人吉のマーク入りでした。


つまみに馬刺しも購入。これもまた美味でした(^¬^*)


旨いものを飲み食いして、風光明媚な車窓を眺める。これぞ鉄旅の醍醐味です。





列車は球磨川沿いをゆっくりと進んでいきます。
日本三大車窓の高原や盆地の風景よりも、川沿いや海沿いの車窓風景の方が私は好きです。ゆえに人吉から八代にかけての車窓は今回特に楽しいものでした。


そして人吉から1時間50分かけて、16:29八代駅に到着しました。


この八代と次の新八代駅で大半の乗客は下車。賑わっていた車内もかなり静かになりました。上の車内の写真はほとんど新八代駅発車以後のものです。


熊本駅手前では「あそ1962」と併走。
熊本到着後、撮りに行けば良かったのですが、忘れてしまってこんな写真しかないのが無念です(x_x)


人吉から約2時間40分、17:21熊本駅到着です。本日の観光列車はこれにて終了です。

九州横断特急8号(熊本→水前寺)

鉄旅はまだまだ続きます。
次は17:38発の別府行き特急に乗車。2つ先の停車駅までの10分間のみですけどね。



特急有明28号(水前寺→鳥栖

18:02発の門司港行きで熊本へと引き返し、さらに鹿児島本線をそのまま北上して鳥栖まで移動。



車両はリレーつばめとほとんど同じのようです。

特急かもめ45号(鳥栖肥前山口

次は佐賀へと移動。車両は白いかもめ・・・かと思いきや、白いソニックでした。大きな違いはないみたいですけど。



JR九州らしいオシャレな車内。

特急みどり28号(肥前山口→博多)

ハイパーサルーンで博多まで戻ってきました。20:55到着です。


白いかもめ(白いソニック)に比べると見劣りは否めない(^^;


「MIDORI EXPRESS」どうせなら緑一色の塗装にした方が良いのでは。


夜の博多駅には色々な列車がおりました。
まずは青いソニックのラッピングトレイン「EXILE EXPRESS」。今年8月から9月のみの運行です。
EXILE EXPRESS」はともかく、今回の旅では青いソニックに乗れなかったのが残念でなりません。


正真正銘の白いかもめ。運転席の窓の縁が白いソニックと違います。黄色がかもめ、青色がソニック。


その白いソニックのラッピングトレインを発見。



がんばれ宮崎!にちりんシーガイア号です。JR九州のデザイナー水戸岡鋭治氏が和歌山電鐵の車両デザインも手掛けていることから実現したコラボ企画だそうです。