周遊きっぷ北近畿ゾーンの旅/4日目/宮津市
遂にやって来ました天橋立。これで日本三景を制覇しました!\(^o^)/
天気に恵まれ、期待した以上の景色を見られて大満足です。ただ、GW中なのでだいぶ混雑していました。早朝から始動したのと、時間に余裕のある計画だったのとで、私はそれほど影響は受けませんでしたが。
ちなみにこの日の計画を余裕のあるものとしたのは、もちろん天橋立を心ゆくまで堪能することがひとつですが、一番の理由は昨日までの疲労で足が限界に近づきつつあったためです(>_<)
(6/4更新完了…冒頭写真は天橋立「飛龍観」)
北近畿タンゴ鉄道(福知山→天橋立)
JR改札とは別のKTR改札から入場します。
でもこの列車はJRホームから出発。6:03発天橋立行き快速です。今朝は始発列車でスタート。
GWでも早朝の列車はガラガラ。2両合わせても両手で数えられるほどの乗客数でした。
列車が丹後山地に入ると、あっという間に霧に覆われてしまいました。福知山では朝日が差していたのに・・・。「天橋立の天気はどうなんだろう。」天気が気になって仕方ありませんでした。
6:43天橋立駅到着。杞憂でした。快晴です!(^_^)v
智恩寺(切戸の文殊)
まずは日本三文殊のひとつであるこちらを訪問。
立派な山門は市指定文化財。
境内には重要文化財の多宝塔があります。
まだ7時過ぎですが、観光客の姿が増えてきました。慌てて先を急ぎます。
天橋立
まだ遊覧船も高速艇も営業していない時間。ですので、歩いて天橋立を縦断します。
まずは小天橋を渡って天橋立散策のスタートです。
この橋は船が通れるように回転するそうですが、今回は残念ながら目にすることはできず。
朝釣りを楽しむ人も。
3kmに渡って続く松原をひたすら歩いていきます。多くの観光客はすぐに引き返してしまうので、奥へ進むと人影も少なくなりました。
途中、日本名水百選のひとつ「磯清水」がありました。
宮津湾に面した東側は砂浜が広がっています。
阿蘇海に面した西側には砂浜はなく岸壁。
痛む足であちこち写真を撮りながら歩いていたので、渡りきるのに1時間かかってしまいました(^^;
傘松公園
現地を歩いた後は、上から見下ろしませんとね。
リフトとケーブルカーがありますが、まだリフトは動いておらず、ケーブルカーの一択。ぎゅうぎゅう詰めで乗車位置も悪かったので、車内からは撮影できず(;´д`)トホホ
ケーブルカー・リフト共通往復券640円。
言うまでもなく股のぞき台。
でも公衆の面前での股のぞきするのは恥ずかしいです(--;)
ここからの眺めは「斜め一文字」と呼ばれます。若干霞みがちなのが残念(^^;
ここにもゆるキャラの波が。ゆるキャラ石像は珍しいかも?
「かさぼう」は昨年誕生したキャラクターだそうです。
リフトが動き出したので、帰りはこちらから。
旧永島家住宅
郷土資料館の屋外展示。府指定文化財。
傘松公園はたくさんの観光客で賑わっていましたが、国分寺跡まで来る人はいないようで、静かな時間を過ごさせてもらいました。
来た道を歩いて引き返し、一の宮桟橋へ。
もう歩けない(苦笑)ので、帰りはモーターボートで。
1時間かけて歩いた距離をたった5分で到着。速過ぎる(^^;
北近畿タンゴ鉄道(天橋立→宮津)
一旦、天橋立を後にして、12:10発のタンゴ悠遊2号で宮津へと向かいました。
ちょうど昼時なので、昨日も立ち寄った駅前の「平の家」へ。今日は時間がたっぷりあるので、鰻重それも特上を注文。ふわふわの柔らかい鰻を堪能して、元気を取り戻しました!
宮津城跡
細川幽斎の築城で、丹後一国支配した細川家・京極家の居城ともなった宮津城ですが、市街地化の波を受けて往時の姿はほぼ跡形も無し。
宮津小学校に残る太鼓門は、そんな宮津城の数少ない遺構のひとつ。今年になって現位置に移築されました。
大手川には城壁が復元されています。
外側を見るとこんな感じ。
あとは、国道176号沿いには本丸石垣だった巨石がひとつ残されています。
旧三上家住宅
幕府巡検使の本陣となったり、西園寺公望・有栖川宮熾仁親王・小松宮彰仁親王の宿舎にもなったというだけあって、なかなかに立派な御屋敷です。
好天のGWにも関わらず、観光客も多くなかったので、存分に撮影してきました。昨日はたくさん来ていたらしいのですが・・・理由は分かりませんが、とにかくラッキー☆でした。
天橋立ビューランド(飛龍観)
本日の〆として、天橋立の裏手に位置するこちらへやって来ました。
ここはモノレールとリフトがあるのですが、物凄い行列ができていました。GWですものね。仕方ありません。今日は時間がたっぷりあるので、行列に並ぶ心のゆとりもあります(笑)
ま、とにかく待つこと40分でようやくリフトに乗車。往復850円。
展望台で待っていたのはこの絶景!
いや〜、並んだ甲斐があるってもんです(*^^*)
午前中よりもモーターボートの往来が激しいです。それだけ午後にたくさんの観光客が来ているということでしょう。
ここにはいくつか遊具がありますが、別料金のためか、観光客の数の割には利用者は少なかった気がします。
朝の傘松公園ではちょっぴり霞んでいましたが、これ以上ないほどの眺めで締めくくることが出来て大満足の一日となりました。