日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

三連休パスの旅〜雪景色の函館・北東北/3日目/秋田内陸縦貫鉄道・旧角館町・山寺

最終日も雪・雪・雪、雪景色三昧!
昨日に引き続き列車から雪景色の車窓を眺める時間が長くなりましたが、阿仁合や角館・山寺などの観光もしてきました。


(1/28更新完了…冒頭写真は角館の武家屋敷通り)

奥羽本線(大館→鷹ノ巣

昨日ほどではありませんが、やはり早朝からスタート。
大館駅構内の売店で駅弁「鶏めし」を購入し、6:45発の秋田行き普通列車に乗り込みました。「鶏めし」ですが、ここでは食べずに我慢我慢(^^;


出発直後から空が明るくなってきました。見づらいのは窓に付いた水滴のせいです。


列車は雪原を駆け抜けてゆきます。


車両先頭に張り付いて撮影していると、向こうから寝台特急日本海がやってきました。全然想定していなかったので、慌てて撮影したところ、間違えてフラッシュを焚いてしまいました(;^_^A


7:03鷹ノ巣到着。ここから秋田内陸縦貫鉄道に乗り換えますが、ホームはJRと繋がっていますし、駅舎もJRのホームに直結しています。


秋田内陸縦貫鉄道の「鷹巣駅」。なかなか素敵な駅舎です。


駅舎の待合室。


こちらは隣接のJR「鷹ノ巣駅」。ちょっと味気ない駅舎。
ホームは繋がっていますが、駅舎は隣り合う別の建物、そして駅名は異なる・・・JR五所川原駅津軽五所川原駅の取り合わせと同じパターンですね。


7時過ぎの鷹ノ巣鷹巣駅前はとっても静かでした。

秋田内陸縦貫鉄道鷹巣阿仁合

阿仁合行き7:30発の普通列車に乗車します。1両編成のかわいいヤツ。
ちなみに今回は、急行にも乗れるホリデーフリーきっぷ(2000円)を利用しました。


車内は、まあ普通です。1両編成ですが、乗客はそんなに多くありません。しかも半分以上が観光客と思しき様子。阿仁合までほとんど乗降はありませんでした。


この列車でも車両の先頭で展望を楽しみました。


森を抜け、


集落を抜け、


雪原を駆け、


阿仁川沿いを走り、


鷹巣出発から約1時間、8:27阿仁合到着です。
山がちな路線なのかと勝手に思っていたのですが、意外に平地が多く、集落や街もみられました。でも利用者は多くないようで、存続はなかなかに厳しいのかも・・・ガンバレ内陸線!


さて、次の角館行きまで1時間あるので、少し観光をば。まずは駅舎へ向かいます。


待合室。


「くま駅長」が出迎えてくれました(?)


なかなか立派な駅舎です。


駅前の街並み。北秋田市役所阿仁支所(旧阿仁町役場)もあるので、それなりの街です。

旧阿仁鉱山外国人官舎(阿仁異人館

北秋田市役所阿仁支所の側には、煉瓦造りの洋館が。明治時代初期に建てられたもので、重要文化財に指定されています。
雪に埋もれていますが、冬期でもちゃんと見学できます・・・しかし開館が10時ということで、今回は残念ながらパス。いつかまた来るとします。



さて、再び駅に戻ってきました。阿仁合駅内の「こぐま亭」で朝食にします。


名物「またたびラーメン(馬肉入り)」。
美味い。そして冷えた身体が温まるわぁ〜♪(´ー`)


こちらは駅の売店で購入した内陸線プリン「プリンdeこまち」
お米のあきたこまちを使用して作られたプリンで、非常にサッパリしていて美味。これはイチオシです!

秋田内陸縦貫鉄道阿仁合→角館)

阿仁合発(9:32)角館行きの急行もりよし1号に乗車。右側の列車がそれです。左側の黄色い車両は鷹巣から到着した普通列車
急行料金は300円ですが、ホリデーフリーきっぷでは不要。


2両編成の前方車両に乗車。車内はゆったり広々としています。


車両先頭には展望スペース。


後方車両にはこのようなソファー座席があってロビーのようです。


阿仁合から先も車窓が楽しめますよ。



なかなかに風光明媚と申せましょう。


もちろん前面展望も満喫(*^^*ゞ






天気も良くてサイコー♪


阿仁合から約1時間、10:40角館到着です。


乗車した前方車両の外観です。



内陸線の駅舎を出て、角館の武家町観光へ繰り出します。

武家屋敷通り

2008年10月以来の訪問です。武家屋敷街は「重要伝統的建造物群保存地区」。
ただ、無料で観覧できる小田野家などは冬季は休館しております。


三連休パス日帰り旅/1日目/仙北市・秋田市 - 日本史日誌


これです。この雪化粧した街並みが見たくて再訪したんですよぉ♪

柳家

入場料500円。かなり雪に埋もれているので撮影が難しい(^^;






石黒家

入場料300円。角館で座敷にあがれる唯一の武家屋敷です。







ここもそうでしたが、どこも前回より観光客が少なかったです。やはり雪の降り積もる冬季だからでしょうかねぇ。撮影しやすいのでこちらとしては助かりましたけど。
角館ではあと桜と紅葉の時季にも訪ねたいものです。

秋田新幹線こまち16号(角館→仙台)

角館駅に戻ってきました。


お次は12:49発の新幹線で仙台までひとっ飛び。



今朝大館駅で購入した鶏めしがようやく食べられます(^Д^)ウマー

仙山線(仙台→山寺)

14:25に仙台到着。14:44発の山形行き普通列車に乗り換えて、1時間で山寺に到着しました。

立石寺

16時近くになり、日暮れが迫ってきましたが、山寺観光を強行します。
山寺は2007年10月以来で・・・あのときも日暮れ前の訪問でしたっけ(;^_^A


東北旅行/1日目/山形市・白石市 - 日本史日誌


まずは根本中堂(重要文化財)に参拝。


拝観料300円を払って奥の院へと向かいます。


下山してくる参拝客も少なく、撮影するにはもってこいですが、さすがの私も不安に駆られます(^^;


そそり立つ崖と納経堂。急いでいても絶景ポイントは外せませんよね。


絶景と言えば忘れちゃいけない五大堂。


白く染まった麓が一望できます。
麓の山門から僅か10分少々で登ってきたので、さすがにへばり気味でしたが、この絶景に力をもらいました(^^)


ひとまず奥の院まで行き、


重要文化財の三重小塔も見てから下山。
ところどころ雪が固まって滑りやすくなっているので降りは慎重に。

仙山線(山寺→山形)

真っ暗になる前に駅まで戻ってこられました(^。^;)ホッ


とりあえず駅の待合室で休憩し、17:43の列車に乗車。山形到着は18:01。

山形新幹線つばさ128号(山形→大宮)

18:08発と乗り換え時間が僅かなので、急いで新幹線ホームに向かいました。



駅では駅弁が売り切れていたので、新幹線に乗り込むや真っ先に車販を見つけて購入したのが米沢名物「牛肉どまん中」。
このときこれが最後のひとつだったので、「危ないところだった」と思っていたのですが・・・米沢到着後に大量入荷していました。慌てなくても大丈夫だったんですねぇ(;^_^A



というわけで、今年最初の旅も無事終了。この勢いで今年もあちこちに出かけていきたいと思います。