日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

坂の上の雲 第3回「国家鳴動」

ここまで2回の視聴率では残念ながら『天地人』に一歩及ばなかったそうですが、ドラマの出来映えは雲泥の違い。まず視聴していて苦笑いさせられることが減りました。史実云々以前の問題ですが、これは非常に重要なことですよ(笑)
それと今回から政治向きのシーンが増えてきたので、個人的にはその辺も嬉しいところ。主人公らを狂言回しに使うのが近年のトレンドと化しつつありますが、今回はそれもありませんしね。



さて今回の放送では、見覚えのある風景がチラホラ・・・。それも今年訪ねたところばかり。
まずは秋山真之東郷平八郎が清国の北洋艦隊について語るシーン。厳島神社の大鳥居がバッチリ写っていましたね。同じ角度の写真を撮っていなかったのが残念。


続いては、伊藤博文陸奥宗光・川上操六が登場した首相官邸。あれは呉の入船山記念館にある旧呉鎮守府長官官舎でした。椅子や机などはまるっきり別物でしたが。


それから山県有朋が訪ねた伊藤博文邸の庭。あれは三渓園でした。写ったのは内苑の亭樹のみでしたけど。


最後に、ロケ地ではありませんが大津事件跡も訪ねたことがありますので、その石碑を紹介。「此附近露國皇太子遭難之地」とあります。