真夏の広島紀行プラス神戸・大阪/4日目/岩国市・呉市
午前中は岩国、午後は呉をめぐりました。
(9/13更新完了…冒頭写真は錦帯橋)
岩国市営バス(新岩国駅→錦帯橋バスセンター)
7:20発に乗車。錦帯橋までは15分弱。
新岩国発車時点での乗客は数名程度でしたが、途中から乗ってくる方もそれなりにいて、岩国市街への通勤通学の足になっているようでした。
7:35 錦帯橋
ライトアップ撮影で訪れた一昨日以来。まだこの時間は観光客も少なく、撮影には最適です。
錦帯橋は岩国城下を流れる錦川に架けられた5連アーチ型の木橋。日本三名橋のひとつで国指定名勝。
2004年春に平成の架替工事が完了するも、翌年秋に台風14号の被害にあったことは記憶に新しいところです。そのとき流失した橋脚(写真手前の2本)ですが、無事修復されたようで何よりでした。
下から橋を見上げると結構な迫力。
朝8時までは料金所が開いていないので無料で渡橋できますが、どうせ戻りも渡橋するのだし、セット券(錦帯橋、ロープウエイ、岩国城)を購入するために料金所を開くのを待ってから渡橋。セット券は930円。
本日はゆったり流れる清流錦川。
9:05岩国城
ロープウェイ駅から岩国城天守までの道は南北2通りありますが、どちらも5分程度の道のり。歩きやすい北側の道がメインルートですが、南側は大手門跡を通るので行きはこちらを進みました。大手門跡付近は石垣が残っています。
大手門跡に立つ冠木門(模擬)。
鉄筋コンクリート製の外観復興天守。三重目が異様に出っ張っていて、いわゆる南蛮造りの天守です。
この日は天守のすぐ側で、クレーン車を使って高木の枝打ちをしていたので撮影に苦労しました(^^;
最上階展望台からの眺めは最高です!(^O^)
もちろん錦帯橋も見えます。9:30でもまだ通行人は少ないようですね。
こちらは現天守の北に残る天守台・・・つまり現天守は、城下から見えやすくするため、旧位置より南に建てられたのでした。
といっても、城下からはホンの小さくしか見えないんですけどねぇ(^^;
岩国城ロープウェイ(山頂→山麓)
10:20 吉川家墓所
墓所は山麓と山腹に別れており、山麓の広い敷地は白壁で区切られています。
ずらりと並ぶ五輪塔。左から2番目が吉川広嘉の墓。
こちらは吉川広家の墓。山腹にあります。
まだ11時前でしたが、錦帯橋近くのお店にて岩国寿司とうどんのセットで昼食にしました。
14:20 呉市入船山記念館
時間も無いのでまずはお目当ての場所へ。観覧料250円。
旧呉海軍工廠塔時計とか、
番兵塔とか、
旧火薬庫とか、
砲身とか、色々ありますが、
何と言ってもこの旧呉鎮守府長官官舎(重要文化財)ですね。
でも陽差しが強烈すぎて、コントラストがきつくなってしまいました(;´д`)トホホ
ちなみに洋館と和館の2棟で構成されています。
入口は和館に。
和館の廊下を通って、
洋館にやって来ました。
何とも煌びやかな客室です。残念ながら室内は立入禁止。
食堂も素敵。
洋館のような華やかさはありませんが、落ち着くのはやっぱり和館ですねえ(*^^*ゞ
15:15 てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)
5年前まで現役だった潜水艦「あきしお」を利用した展示施設。間近で見ると凄い迫力です。
ちなみに全景を撮るなら向かいの大和ミュージアム展望テラスからがベストかと。
館内はまさかの無料。潜水艦付属の建物では海上自衛隊や潜水艦の展示が行われていますが、ゆっくりできないので急いで潜水艦へやって来ました。想像したとおり艦内は狭いですね。
そしてよく分からない機器がズラリ。
まさかの三段寝台。こ、これは狭いです(--;)
こちらは艦長室。ベッドが付属しています。三段寝台よりはゆったりしてますけど、鉄道のA寝台個室よりは狭い感じがします。それに何より快適度では段違いで劣るでしょうね(^^;
15:35 大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
戦艦大和10分の1モデルを展示。入館料500円。
じっくり撮影するだけの時間が無かったのが残念。
フジツボのようにビッシリと艦上に設置された機関砲。
正面からのシルエット。奇妙な形をしていて面白いですね。
呉線(呉→広島)
後ろ髪引かれる思いではありますが、急いで広島へと戻ります。