真夏の広島紀行プラス神戸・大阪/2日目/廿日市市(旧宮島町)・岩国市・広島市
宮島で朝を迎えた2日目。
早朝はもとより正午過ぎにも厳島神社を参拝して、干潮と満潮の双方を堪能。しかも昨日と合わせると、朝昼夕夜いずれの姿も見たことになります。まあ、それくらいする甲斐があるところでした。世界遺産は伊達じゃないですね。
そして夜は岩国の錦帯橋、そして広島城のライトアップ撮影です。
(9/6更新完了…冒頭写真は厳島神社社殿の枡形)
5:55 厳島神社
今朝は6時前より始動。まずは干潮で近づける大鳥居へ。
さすがに昨夕より随分と空いていて、タイミングが良ければこうして無人状態の写真を撮れますが、意外と多くの人が来ているのには驚きました。
ちなみに干満の時刻と潮位は観光協会のサイトに潮見表があるので、チェックしておくと宜しいかと
潮が引いて鳥居に向かって流れていきます。まるで川のよう。
宮島といえば鹿。早朝でもそこかしこにたむろしていました。
さらには猫も。(この後、一斉に逃げられました)
厳島神社の昇殿開始時間は6:30。幸い開門待ちの人はおらず、一番乗りでした!
まだ空いている社殿(国宝・重要文化財)を1時間ほどかけて、じっくり撮りまくりました。落ち着いて撮影したいなら、やっぱり朝一番に限りますね。拝観料は300円です。
8:10 厳島神社五重塔・千畳閣
こちらは厳島神社北方の高台に立つ重要文化財。こうして間近から見上げる姿も絵になりますねぇ。
さて、五重塔の隣には厳島神社末社である豊国神社本殿(千畳閣)。やはり重要文化財。
東西に長く、遠方から全景を見るとその大きさが分かります。千畳閣と称されるのも肯ける建造物です。
拝観は8時半からとありましたが、8時には開いていたようです。拝観料100円。
南側を見下ろすと厳島神社の社殿が望めます。ちょっと木々が邪魔なのが残念。
この後、一旦宿に戻って朝食。
朝食後はロープウェイに乗って、弥山を目指します。
宮島ロープウェイ(榧谷→獅子岩)
交走式に乗り換え。こちらは運行が15分間隔なので混み合っていました。
獅子岩駅を出るとあちらこちらに猿が。近づいても慣れたもんで、あちらさんは特に気にするそぶりもなく。
10:45 弥山
取りあえず山頂を目指します。獅子岩駅からは約1km。たかが1kmとはいえ山道ですから結構大変です。しかも暑いですし(;^_^A
弥山本堂のある平場まで出ればあと一息です。
山頂はゴツゴツした岩場。
山頂の展望台からは宮島の街並みも望めます。
そして獅子岩を上回る瀬戸内海のパノラマ展望。左手前に見える小山が獅子岩。
大変でしたが、この景色が見られれば頑張った甲斐があったというものです。
12:05 厳島神社
狙い通り満潮時に戻って来られました。
再度拝観料300円を払って社殿に入ります。
早朝のようにはいきませんでしたが、それでも思っていたほどは混んでいなかったので、撮影もそれほど苦になりませんでした。今日はかなりツキがあるようです(^o^)
ここは枡形と呼ばれ、大鳥居が望める撮影ポイントです。干潮時も良かったけど、やはり満潮時の方が絵になるわぁ。
ちょうど大鳥居を遊覧船がくぐるところでした。あれもいいですな。
今度は約30分くらいでめぐり終えました。
13:00 林家住宅(上卿屋敷)
重要文化財。こちらの公開は日曜日のみ、それも要予約なので、見学は出来ませんが、ひとまず外観は撮れたので満足。
昼食に穴子飯をいただき、これにて宮島観光は終了。十二分に贅沢すぎるくらい楽しみました♪
そして帰りも宿からバスで桟橋まで送っていただきました。折角だから商店街を歩いてみても良かったのですが、重たい荷物もあって、まずは無理をしないという方針で。
山陽本線(宮島口→広島)
荷物を預けるべく、ひとまず今宵の宿泊地である広島へ向かいます。
広島では3泊の予定。チェックインを済ませ、宿でひと休み。夜景撮影へのエネルギーを充填しました。
錦川清流線(御庄→川西)
新岩国駅から徒歩7〜8分のところに錦川鉄道の御庄駅があります。
乗り換えはちょっと不便。新幹線高架はすぐ近くに見えるのに、何故に新岩国駅をもっと近くに作らなかったのか。
といってもこのローカル線も本数が少ないので、あまり乗り換える客もいないでしょうけど。実際、御庄からの乗客は他にいませんでした。
車内は意外に綺麗でなかなか素敵。ローカル線の風情には欠けるけど、観光列車っぽくて良い。
車内で気になったのがこの萌え絵広告。「いつもの列車でずっといっしょに」
暗くてブレるうえに、蛍光灯が写り込んでしまい無念。
萌えキャラで売り出してるのかな、と思ったのですが、これ以外に見かけなかったので、そうでもないみたいです。
隣駅の川西駅で下車。運賃220円。
ローカル臭漂う素敵な川西駅。電話ボックスがポイント高いですね(?)
川西駅から北へ10数分ほど歩いていくと錦川が見えてきました。彼方には錦帯橋も見えます。