鎌倉散策〜紫陽花と海と江ノ電と〜
丸2年ぶりの鎌倉へ、紫陽花を見に行ってきました。前回も紫陽花目当てでしたが、今回はそのとき行けなかった長谷寺・成就院へ。
今回はさらにお天気もいいので、鎌倉の海*1を巡ってきました。青い空に青い海は気持ちがいいですね♪
(6/11更新完了…冒頭写真は長谷寺の紫陽花)
8:00 長谷寺
何度も来ている鎌倉ですが、長谷寺訪問は今回が初めて。拝観料300円。
開門時間直前に到着すると、既に20〜30人ほどが列をなしていました。ま、思ったほどでなく安堵。入場もスムーズで、すぐさま「あじさい散策路」へと向かいました。
紫陽花の最盛期はもう少し先のようですが、マクロ撮影をするには充分楽しめました。ただ、引いて広範囲を撮ろうとすると、構図が寂しくなってしまうんですけどね(^^;
「あじさい散策路」は高台にあり、彼方に由比ヶ浜も望めます。
出来得ることならこの由比ヶ浜をバックに紫陽花を撮りたかったのですが、ちょうどいい紫陽花が見当たらなかったのは残念でした。
8:55 光則寺
長谷寺の近く。こちらの寺院も初訪問。拝観料100円。
境内には鉢植えの山紫陽花がたくさん並んでいましたが、そちらがメインとは露知らず、後の祭りです( ̄□ ̄;)!!
せめて真っ白で目立っていた紫陽花の写真だけでもどうぞ。
9:20 成就院
極楽寺坂の紫陽花名所。なかなかの咲きっぷりでした。
参道両側の紫陽花の列が坂の上へと続いているのがここの特徴ですが、9時を過ぎて観光客もかなり増えており、引き気味に撮っても残念ながらまともな写真にはならず。紫陽花の写真というより人混みの写真になってしまいましたから(^^; ここもやはり朝一番に来たい場所です。
上からの眺めも人混みでアレなので、紫陽花を手前にして隠してみました(笑)
この美しい由比ヶ浜と紫陽花の組み合わせはここでも実現ならず。来年以降の宿題ですね。
10:05 稲村ヶ崎
新田義貞はここから海沿いに鎌倉へと攻め込んだという。国指定史跡。
ちょうど引き潮気味で、浜辺が見えていますが、もう少し引いてくれないと向こう側へ進むのは難しそうですね(^^;
ちなみに、満潮時はこんな感じ(2001/10/27)で波が激しく打ちつけておりました。
10:30 十一人塚
稲村ヶ崎で討死した大館宗氏主従11名を埋葬したと伝わる地。
新田一族の大館宗氏は鎌倉攻めに際して極楽寺口の大将となり、一度は稲村ヶ崎を突破するものの北条方の反撃を受けて戦死しました。
11:00 満福寺
言わずと知れた「腰越状」の舞台。
腰越状そのものも伝存していますが、私は腰越状の物語自体を虚構とみていますので、特に見学はしません。
それよりここは門前を江ノ電が走っていますので、今回はその撮影が目当て。でも残念ながら出来栄えはいまいち(;_;)
11:15 腰越海岸
海沿いに出て、江の島に向かって歩いていきます。
すっかり真夏の陽気で、早くも海水浴客が多数。マリンスポーツを楽しむ人も多いです。海の家の建設も急ピッチで進んでいました。夏本番になると大勢の海水浴客でごった返すのでしょうなぁ。
11;40 江の島
鎌倉には何度も来ておりますが、江の島まで足を伸ばしたことはありませんでした。
というわけで、長い長い江ノ島大橋を渡って江の島初上陸です!
観光客でごった返す商店街を抜け、まずは江島神社に参拝。
上から辺津宮・中津宮・奥津宮。
中津宮あたりからの眺めや良し。
さらに奥へ奥へと進んでいくと岩場が広がっています。こんなところでも人が多い。
そして洞窟(江の島岩屋)に入ってきました。入場料500円。
これは本来の入口。現在は脇がぶち抜かれていて、そこが入口になっています。
洞窟の中は暗くて狭い・・・ここはまだ明るい場所。足元不如意頭上注意(>_<)
ここで行き止まり。確か江の島の洞窟は、富士山に通じているという伝説があったハズ。
あと、鎌倉時代に仁田忠常が源頼家の命で探険したというのも多分ココ! 忠常はどこまで入って行ったんだろう?
江ノ島電鉄(江ノ島→由比ヶ浜)
江の島で昼食に生しらす丼を食べた後は、鎌倉へと引き返します。江ノ電の江ノ島駅はチト遠いですな。
しかもこの時間の車内の混んでいること。ちょっとした通勤列車並み(+_+)
もちろん立ちっぱなしのまま由比ヶ浜駅に到着。
14:25 由比ヶ浜
実は由比ヶ浜も初めて来ました。こちらも海水浴客で賑わっています。
人骨がザクザク出土したというのはどのあたりなのかしら?(・_・?)
東の方にはヨットがたくさん。
中央の船の向こうに見えるのが和賀江島(国史跡)。鎌倉時代に築造された港湾遺跡です。
満ち潮でちょびっとしか見えず。