雪景の城めぐり/2日目/会津若松市・新発田市
2日目はまず朝から会津若松城へ。昼前には磐越西線で新潟に向かい、新発田城へ。それから快速くびき野で上越市に移動し、高田城のライトアップ撮影で〆、というプランです。
7:30 会津若松城
生憎の雨ですが予定どおりやって来ました。堀の水が凍っていてビックリ。
西門の枡形虎口より入城。
昨晩同様、椿坂を登って天守を目指します。
鉄筋コンクリートの復元天守。北西から見上げるこの角度が、最も層塔型らしいスマートな姿を見せてくれます。
本丸にやって来ると急に霞んできてしまいました。しばらく待ってみましたが、なかなか晴れてくれず、8:30になったので先に天守閣に入場することに。茶室麟閣との共通券500円。
最上階の展望台より本丸を見下ろす。向こうの山々にはまだ霧が。
天守から南に延びるのは手前から走長屋、鉄門、南走長屋、干飯櫓。全て復元建築です。
北側を眺めれば、太鼓門跡の枡形が見て取れます。
館内では企画展「直江兼続と関ヶ原の戦い」を開催していましいた。神指城の復元CGは凄かった。少しやりすぎなんじゃないかと思うくらいでしたが、完成していればあんな姿になったのだろうか。
それにしても、ここ会津でも『天地人』をアピールしているわけですが、ドラマで当地が舞台になるのは当分先でしょうから、何だか気が早いようにも思えて(笑)
天守から下りてくると、霞が晴れていましたので遅れを取り戻すべくバンバン撮影。
続いて茶室麟閣へ。
蒲生氏郷に匿われた千少庵(千利休の子)が建てたという茶室です。城下に移築されていたものを平成二年に旧位置に再移築されました。
雪が積もり、雨が降る中ではあまり歩き回れず残念ですが、これにて鶴ヶ城とはお別れです。
10:31 西若松駅出発
実はココが会津若松城の最寄駅。といっても徒歩20分ほどかかりますが。それと列車の本数も少ないので要注意です。
駅に到着すると、いつの間にか雨が上がっていました。なんとも皮肉な。もう少し早く止んで欲しかった。
11:01 会津若松駅出発
西若松から只見線で約5分、ここで磐越西線に乗り換えますが、20分ほど時間に余裕があったので、改札を出てお土産を物色したり、構内の写真を撮ったり。
ここからは新潟行きの快速あがのに乗車。
列車は会津盆地の雪原をゆく。
喜多方あたりまではそれなりに乗客がいましたが、その先はどんどん少なくなって、津川駅(15分停車)に着いたときにはガラガラになっていました。
阿賀野川沿いを走る磐越西線。森と水とロマンの鉄道という愛称がつけられるだけあって、車窓も素晴らしかったのですが、線路際に木が多いのと、窓の汚れが酷いのとで、撮影には不向きでした(>_<)
15:10 新発田城
やはり雪化粧した姿は見られず。うーん、残念。
まあ気を取り直して撮影しましょう。まずは2004年に復元された三重櫓。
続いては旧二の丸隅櫓(重要文化財)。鉄砲櫓跡に移築されています。
旧二の丸隅櫓から三重櫓にかけてを撮影。左奥かすかに三重櫓が見えますが・・・遠すぎましたね(^^;
次は本丸表門(重要文化財)。
本丸表門近くには、やはり2004年に復元された辰巳櫓。
ちなみに冬期は建物の公開は行われていませんので、いずれまた再訪しませんとね。
16:18 新発田駅出発
ロングシートの白新線で新潟駅へと向かいます。
駅に戻ってくる途中、通り雨に降られてしまいましたが、新発田駅前はアーケードが多くて助かりました。
新発田城以外にも行きたい場所がありましたが、今回は時間がなく断念しましたので、新発田には近いうちにまた来ましょう。
17:05 新潟駅出発
乗換時間7分で快速くびき野に飛び乗ります。快速とは言っても、列車は特急車両を使用しています。北海道&東日本パスでは特急に乗れませんから、これは嬉しいですね。
帰宅時間帯ということで自由席はデッキに立ち客も出るほどの混雑をみせていましたが、指定席はガラガラ。指定券取っておいてよかった〜。これで510円は非常に割安かと。
19:10 高田駅到着
高田も積雪は無し。宿にチェックインした後、高田城へやって来たのですが、何と無念のライトアップなし( ̄□ ̄;)!!
冬期は休館していることは知っていましたが、休館中ゆえライトアップも行われないということなのだろうか。ともかく、小雨が降りしきり、突風も吹く中やって来た甲斐が全く無かったということで、少なからぬショックを受けて2日目は終了したのでした。