青森・函館フリーきっぷの桜旅/5日目/函館市
元々の予定ではこの日も弘前を散策して*1、それから函館へ移動するつもりでしたが、課題は残したものの弘前での予定はほぼ消化しているし、それよりも函館ならまだ満開の桜に間に合うのではないか、そう考えて早朝から函館へ向かうことにしたのでした。そしてこの決断が見事にビンゴ!\(^o^)/
6:12 弘前駅出発
連日の早朝出動にも慣れてきたような。まあ普段じゃこうはいきませんが(^^;
というわけで青森行きの普通列車に乗車。弘前出発時はガラガラでしたが、途中駅で女子高生がワラワラと乗ってきて、青森到着時には座席が八割方埋まりました。それにしても、こんな時間から通学なんて大変だナー。
7:30 青森駅出発
定刻通り7:04に到着し、函館行き特急白鳥に乗り換え。この列車は八戸発ではなく青森発、しかも既に入線していたので、即座に自由席を確保。駅弁も確保(^_^)v
しかしこの列車、思った以上にスカスカでした。早めに青森に着くようにしたのに、何だか拍子抜け。
9:25 函館駅到着
駅弁「帆立釜飯」を美味しくいただいた後はひと眠り(_ _).。o○
そのままあっという間に到着です。先月の北海道初上陸からまだ1ヶ月余りでの再訪に、自分で立てた計画とはいえ何だか不思議な気がします。
函館市電(函館駅前→五稜郭公園前)
駅前の宿に荷物を預けて、五稜郭へと向かいます。今回もまた1日乗車券(600円)を購入。
しかし五稜郭公園前という停留所、その名前の割には五稜郭に近くないんですよねぇ(^^;
10:00 五稜郭タワー
まずはここからですよね。桜の咲き具合を展望台から確認しなくては。ふむふむ・・・
今回はしっかり市電1日乗車券による割引で入場料760円。
むむっ、特に南側の桜がボリュームありそう。
ただ、天気はいまいちかなー。前回より函館山が霞んでいるし。
ところで、タワー内には2つの土方歳三像があります。写真左が展望2階に、そして写真右が1階アトリウムに。
ちなみに1階エレベーターホールには、榎本武揚(写真左)と武田斐三郎(写真右)の立像もありますが、こちらはあまり注目されていないのが、哀愁を誘います。そりゃまあ土方人気に敵うはずもないけどね・・・。
10:45 五稜郭
タワーを出て、桜のボリュームが1番と見込んだ外周南側へ。
満足の咲きッぷり!
半月堡の先端と外周の桜林。
水堀には手漕ぎボートも。桜が満開でも数は多くなかったので、ボートでの花見もゆっくり楽しめそうですね。
水堀沿いに外周をひとまわり。タワーから見たときは、やや桜が散漫な感じを受けたのですが、こうして歩いてみると、内周を途切れることなく桜が続いていて壮観。
続いて城内へ。半月堡で人々の注目を集めていた一本桜。
もちろん私も参戦。マクロ撮影もバッチリ♪
城内ではまだ箱館奉行所の復元工事中で、ひとまわり出来ませんので、南側の稜堡の桜を重点的に撮影。土塁の上と下とで二段構えの桜が楽しませてくれます。
水面に掛かる桜も。
何だかんだで五稜郭を後にしたのは13:00近くになってしまいました。お昼を食べて、午後の散策に出発です。
函館市電(五稜郭公園前→青柳町)
ちょうどやって来たのはチンチン電車の「箱館ハイカラ號」。他の車両と同じく1日乗車券で利用できます。
先月来たときは見かけませんでしたが、それもそのはず、冬期は運行していないのでした。確かにこれだと冬場は寒そうだ。それと他の車両と比べてガタンガタンと揺れが激しいのが特徴ですが、それもまた良い体験になりました(笑)
ちなみに「箱館ハイカラ號」は函館どつく前行きなので、十字街で谷地頭行きに乗り換えました。これもまた1日乗車券ならではの手法。
15:05 立待岬
函館山南端に突き出た景勝地。
天気のいい日は海の向こうに下北半島が見えるとか見えないとか。
観光客も少なく、イイ感じの寂れスポットです。落ち着く〜。
崖下はゴツゴツした岩肌。どうやって降りたのか、中には岩の上で釣りを楽しむ人もいたり。
函館市電(谷地頭→市役所前)
函館駅前のひとつ手前で下車。
16:10 摩周丸
最後の青函連絡船八艘のうちのひとつ。函館駅近くに繋留され、記念館として公開されています。市電1日乗車券による割引で入館料400円。
船室。パッと見はキレイなんですけど、結構くたびれてます(^^;
操舵室。色々な計器が並んでいます。もちろん使えません(笑)
唯一機能していたのは通信室とのインターホンでした。
甲板。左奥に見えるのは函館山。
それにしても空いていました(^^;
19:00 五稜郭
五稜郭タワーを望むこの位置を、ブルーモーメントから漆黒に変わるまでの撮影場所に選択。欲を言えば、左手前の桜に光を当ててくれると良かったんですが。
気付くと周りにぽつぽつ同好の士が集まってきました。私が呼び水になったかも(^^;
満開の夜桜にうっとり(*^^*)
ただ、夜桜が楽しめるのは、外周南側に限られていました。さすがに全部は無理かぁ。弘前城みたいに大々的にやるのも簡単ではないのでしょうね。