日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

篤姫 第11回「七夕の再会」

途中までアホの子の出番が少なく、ストーリーの進展もしませんでしたので、今回は特に何事もないまま無事終了かな?と思ったのですが・・・そう甘くはありませんでしたね。それもやっぱりアホの子絡みで(^^;
それは再会した篤姫と尚五郎が囲碁の対局中のことです。篤姫が何気なく口にしたセリフに耳を疑いました。


「半年ぶりですねぇ♪」


(゚Д゚)ハァ?
くどいようですが、篤姫の鶴丸城入りは嘉永六年(1853)6月5日。江戸へ向けて出立するのは同8月21日で2ヶ月半しかありません。しかも七夕までは1ヶ月ほど。
ドラマ上、篤姫と尚五郎は鶴丸城入り直前にも会っていますよね。再会がではなく、対局が半年ぶりという意味にも取れましたが、確か対局もしていたような。そうなるとこれはもう「お姫様教育」というドラマの都合に無理矢理合わせたものとしか考えられないのですが。やはり4話も割いて1ヶ月しか進んでいないのはマズイということになったのでしょうか(-_-)


それでいて、島津斉彬より告げられた江戸への出立の日取りは8月21日でした。なんだこりゃ?
嘉永六年には閏月が5ヶ月あったとでも言うんでしょうか。それともアホの子だから(笑)ってことなんでしょうか。


しかも、七夕だったはずなのに、8月21日まで1ヶ月を切っているというナレーションがありましたが、あれも一体どういうことなのか。
このドラマには時間軸というものが存在しないのでしょうか?

3/25追記

ご指摘がありましたとおり、鶴丸城入りは2月20日に前倒しされておりました*1。申し訳ありません、見落としていましたm(__)m
ということは篤姫がおかしくなってしまったわけではないんですね(^。^;)ホッ
それにしても、わざわざ史実より4ヶ月も前倒しにしておきながら、それが意味を持ったのはあの台詞のみですか? 老女菊本自害の件といい、創作が空振りしている印象があります。

*1:第7回放送「父の涙」確認済