日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

徳川和子/久保貴子/人物叢書

徳川和子 (人物叢書)

徳川和子 (人物叢書)

後水尾天皇の中宮。東福門院
先日の和宮とは反対に、徳川将軍家から天皇家へと嫁ぎました。結局彼女に続く女性は出ず、特殊事例となったわけですが、できればその辺の理由についても触れて欲しいところでした。まあ、社会や朝幕関係の安定によって役目を終えたとかそんな感じで必要性が無くなったということなんだとは思いますが。あとそれから随分色々と物入りだったようで、財政面の問題もありそうです。


ところで「徳川和子」にいまいちピンと来なかったもので、「東福門院和子」の方が良かったんじゃないかと思っていたのですが、どうやら徳川のネームバリューに負けてこうなったようです。確かに世間一般的には東福門院と言われても何のこっちゃでしょうし、仕方ないですね(^^;