日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

早大・大隈記念講堂など重文に、文化審が答申

文化審議会(石沢良昭会長)は19日、新たに早稲田大学大隈記念講堂(東京都新宿区)など10件を重要文化財(建造物)に指定するよう文部科学相に答申した。
早大のシンボルとして知られる大隈記念講堂は1927年に完成。ロマネスク様式にゴシック様式を折衷した近代建築として価値が高いと判断された。また、今年6月、世界遺産に登録された「大森銀山(石見銀山)」の重要伝統的建造物群保存地区を拡大して追加指定することも答申した。
このほか、答申されたのは次の通り。
重要文化財
大谷派本願寺函館別院(北海道函館市
▽千葉家住宅(岩手県遠野市
▽旧三河島汚水処分場ポンプ場施設(東京都荒川区
▽手塚家住宅(長野県塩尻市
▽常称寺(広島県尾道市
三河家住宅(徳島市
▽竹村家住宅(高知県佐川町
▽鹿児島旧港施設(鹿児島市
▽旧与那国家住宅(沖縄県竹富町
重要伝統的建造物群保存地区
豊岡市出石(兵庫県
(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071019-00000111-yom-soci

大隈講堂は、早大創立者の大隈重信の功績をたたえ1927年に完成。中世ヨーロッパの教会建築などにみられるロマネスク様式とゴシック様式を組み合わせた建築が「わが国近代の折衷主義建築の優品として価値が高い」と評価された。
文化庁は以前から大隈講堂の指定を打診。早大は21日の大学創立125周年記念式典に向け、講堂の初の全面改修を昨年から実施し、今月完成した。これに先立ち指定に同意した。学校建築の重要文化財には慶応義塾図書館、奈良女子大旧本館などがあり、大隈講堂は38件目。
日本経済新聞

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071019STXKE040118102007.html

大隈講堂が重文指定されましたか・・・これは近いうちに行っておかないと。
それにしても文化庁から打診なんてことがあるんですねえ。それを引き延ばしてきたのは全面改修を行うためでしょうか。指定を受けた後では色々制約があるようですし。
オマケに創立125周年ということもあって、タイミングもピッタリ。お祝いムードが高まっていることでしょう。そういえば、取り剥がした外壁タイルを記念盾にして販売(12500円)してましたけど、商魂逞しいっすなぁ(^^;;