滋賀旅行&名古屋岐阜/6日目/彦根市
最終日。
皆さんお待たせしました! いよいよひこにゃんと御対面です(^-^)/
ひこにゃんの登場は1日3回。平日とはいえ遅くなると混みそうなので、一番最初10:30〜11:00の回に行きますよ。それまで空いた時間は彦根城散策に充てます。ぶっちゃけ、ひこにゃんに会うまでの時間潰しに彦根城散策といった感じで、贅沢この上ないですね(^^;
まずは彦根駅構内のコインロッカーに荷物を置いてから出発。ちょうど高校生の登校時間だったようで、若人たちの群れとともに彦根城方面へ歩いていく。彼らはどうやら彦根城二の丸跡に立つ彦根東高校の生徒のよう。毎日、城を見上げながら登校だなんて贅沢な。ま、当人たちにとってはそれが当たり前のことで、有り難味なんてものはないのかもしれませんけど。
ひこにゃんがプリントされた「国宝・彦根城築城400年祭」の幟が、駅前よりずらりと並んでいて気分を盛り上げてくれます。
二の丸佐和口を通って表門口へ。残念ながら佐和口の櫓門は跡形もありませんが、向かって左手の多聞櫓は現存建築物であり重要文化財。右手の多聞櫓はコンクリ復元の旧開国記念館。こちらは後ほど訪ねます。
8:30 彦根城
表門橋を渡って内城域へ。去年*1は内濠沿いにライトアップ撮影しただけなので、3年ぶり*2の訪問です。
「国宝・彦根城築城400年祭」の期間中は入場料1000円。彦根城博物館(500円)とのセット券1400円。セット券を購入して、さあ入城。
券売所を入ってすぐの坂を登ります。
坂を登り切ると天秤櫓の直下に出ます。ここは鐘の丸と太鼓丸を分かつ堀切となっていて、ここで敵を殲滅する仕掛けになっています。近世城郭でありながら、中世城郭でよく見られる堀切を用いた実践的な縄張り、それが彦根城の特徴です。
堀切の奥で鐘の丸へと上がり、天秤櫓(重要文化財)を眺めます。
ちなみに、この天秤櫓は長浜城大手門を移築したものとみられており、昨年の大河ドラマ『功名が辻』で使われた長浜城大手門のCGは天秤櫓を基にしていました。
絵になる天秤櫓ですが、残念ながら手前の橋で何やら工事中。木材の補修でしょうか?
天秤櫓は特別公開中。特に何も展示していませんが、それがいいですね。
窓からは正面に鐘の丸を望み、眼下には堀切。ここからだと敵の動きは丸見えだ。
天秤櫓の先は太鼓丸。鐘の丸より移転した時報鐘は今も時を告げています。
内枡形の太鼓門(重要文化財)。本丸への最後の障壁です。
太鼓門櫓は常時公開。ここには彦根城模型が置かれていますので、忘れずチェックすべし。
さあいよいよ本丸へ。国宝の三重天守です。
急勾配の階段を登って天守最上階へ。ミニスカート厳禁(/。\*)
佐和山方面の眺望と、玄宮園を見下ろす。今まで快晴だったのに、ここに来て急に曇ってしまいました。残念。
あと、窓には金網が掛かっているので、大きなレンズのカメラだとどうにもなりません。
天守を出て、西の丸三重櫓(重要文化財)へ。特別公開中ですが、内部では展示会が行われているので建物自体を楽しむことは出来ず。撮影も禁止でした。
西の丸より先はほとんど観光客のこない寂しいエリア。
西の丸と出郭(人質曲輪)の間にも堀切が設けられています。
出郭からさらに進んで内濠沿いの道へと降ります。内濠沿いのめぐらされた土塁が延々と続く。
この後は、黒門口より再び本丸へと登り、さらに天秤櫓経由で表門口へと戻ったのでした。
10:20 彦根城博物館
待ちきれなくて10分前に到着してしまいました。表御殿を外観復元した建物です。そして、ひこにゃん本日登場の場所。出来れば屋外が良かったんですけど・・・以前は本丸に登場していたみたいですけど、暑くなってきてから変更になったのかな?
ひこにゃん登場場所は受付手前の講堂。ここなら彦根城博物館のチケットは不要です。会場は会議室のようなスペースで、机も椅子もないので結構広々としています。待ち客もそんなに多くないので、これならば思う存分撮れそうだ、とニンマリ。準備万端でひこにゃんの登場を待ち構えます。
ザワザワしたな、と思ったらあっという間にひこにゃんが会場に!
ひこにゃん、やっぱり顔でかいなあ(笑)
で、マイクを持って御挨拶・・・
と思ったら、得意(?)のダンスを披露!w(゜o゜)w オオー!
「いえい!」ポーズが決まってます('-'*)キャーキャー
この後はお客さんとの撮影会に臨む売れっ子ひこにゃん。
「よろしくお願いします」
「えへへ」
「ようこそ!」
時には拗ねてみたり・・・(笑)
子供たちに大人気のひこにゃん。抱っこしてあげます。「よいしょっ!」
って、あれ?この態勢は・・・(゜o゜)
ま、まさか放り投げるつもりじゃ?!(><)
なんだ、無事着地(^。^;)ホッ
ふー、ひこにゃんお疲れさま。お姉さんに汗をふいてもらいます(?)
お客さんとの撮影会が終了しても、ひこにゃんのパフォーマンスは終わりません!
まずは大技モチバウアーを披露。
さらに大サービスの投げキッス♪(゚∀゚)キタコレ
そしてトドメはひこにゃんによる写真撮影*3。カメラが小さっ!
さすがにそれは無理だろう、と会場は笑いで包まれましたが、苦戦の末に何とか撮れたみたい。フラッシュが光った瞬間はどよめきが起きました(笑)
そんなこんなで30分間目一杯楽しませてくれたひこにゃん。ありがとう。
またどこかで会える機会があればいいな。
ひこにゃんとお別れした後、余韻醒めやらぬまま館内の展示を見学して回ったので、あんまり記憶に残らず(苦笑)
残りの時間はレンタサイクルで城下をめぐります。レンタサイクルは表門口前の二の丸売店で取り扱っており、1日500円で16:00まで。
11:35 彦根城馬屋
馬屋(重要文化財)も特別公開中。しかも無料。
空いていたので出発前に立ち寄っておきました。城郭建築の馬屋としては全国で唯一現存する貴重なもの。ただ、本物のお馬さんがいるわけではありませんし、内部見学といっても格別面白いというものでもないですね。
12:05 善利組足軽組屋敷
城下を守るために外濠の外側、芹川沿いに配置された屋敷地。
町並みは、江戸時代の面影を残しています。また市有形文化財の住宅が2つあるのですが、そのどちらもが見つからない。町中をくまなく探したつもりなのですが、同じような町割が続いているため見逃した可能性大。
疲れたし、お腹が空いたので夢京橋キャッスルロードに立ち寄って昼食休憩(-。-)y-
13:20 千代神社
本殿は重要文化財。
13:30 長久寺
芹川を渡って、ちょっと城下町を離れます。ここの本堂(観音堂)は県指定有形文化財。
13:50 佐和山遊園
今度は一転して東へ向かい、城下町を突っ切り、佐和山方面へ。
途中なにやら変な建物がチラッと見えたので、向かってみたところ・・・ま、まさかここは
あの伝説のとんでも名所じゃありませんか! 園内には入れないみたいですけど閉鎖されたのかな?
まあもともと来るつもりもなかったし、ネタにはなったので良しとしよう(^^;
13:55 湖東焼窯場跡
もとの行程に復帰。
江戸時代に栄えた窯場ですが、畑の奥の藪に説明版があるだけでした。ただ、さらに奥に続いていた小道を進もうとしたところ、蜘蛛の巣に思いっきり引っかかってしまい、慌てふためいて逃げ戻ってきたので、もしかしたらまだ何かあったかもしれません(^^;
14:10 東山運動公園
3日前に終了した佐和山一夜城のイベント会場。書き割りの撤去作業中でした。
もともとは佐和山一夜城のライトアップを見たくて計画した滋賀旅行だったんですけど・・・まあ冷静に考えれば、変に期待しすぎてましたねぇ(^^;
14:20 長寿院(大洞弁財天)
佐和山西麓にやってきました。清涼寺・龍潭寺・井伊神社といったところには目もくれず、こちらにやって来たのは前回訪問時に楼門(県指定有形文化財)を撮り忘れたから、ただそれだけ(^^;
14:45 彦根城佐和口
井伊直弼ゆかりの埋木舎周辺は時代劇のロケ地として使われるだけあって風情満点。これまで撮り逃していた定番の風景をようやくカメラに収めることが出来て満足です。
佐和口の向かって右側の多聞櫓(旧開国記念館)は、先述したとおり外観復元の鉄筋コンクリート製。長らく閉鎖されていましたが、今回は特別展「井伊家十四代物語」開催によって公開されています。
といってもコンクリですし、細長いこと以外は特にどうということもないのですが。
展示の方もまあこんなものか、といった感じで。ただその中で注目はレゴブロックの彦根城天守!
時間のことも考えて、自転車を返却。
15:50 楽々園
玄宮園とセットで国指定名勝。
玄宮園の北隣に位置し、藩主が日常生活を過ごした槻御殿が建っています。建物内は立入禁止なので、外から眺めるのみ。
これにて今回の旅程は全て終了です。何だかんだで結構充実した旅になったなぁ。ただ、夜景撮影が連続しすぎたためか疲れました。あんまりきつくならないように多少セーブしないといかんですね(-_-;
17:15 彦根駅出発
17:30 米原駅出発
ひかり号で帰還。帰りはちゃんと指定席です(^^;;