日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

四国旅行/1日目/高松市・丸亀市


前夜、東京発のサンライズ瀬戸に乗車。
岡山駅到着前のアナウンスで目が覚めました。しばらくゴロゴロ(-_ゞ


児島を過ぎ、瀬戸大橋を渡るところで車窓を眺めるべく起床。折角の瀬戸内海の風景も、橋脚が邪魔して撮影のタイミングはほとんど無し_| ̄|○

7:26 高松駅到着

定刻通りに到着。長かったようで短かった寝台特急初体験でした。
(左がサンライズ瀬戸、右は予讃線観音寺行き普通列車

8:00 高松駅出発

駅構内で軽い朝食を済ませ、7:50発の高徳線普通列車に乗車。しかしこれが10分の遅れ。いきなり出だしでつまずきました。
琴電に乗った方が早かったネ、こりゃ・・・。

8:05 栗林公園北口駅到着


8:10 栗林公園


四国初上陸の記念すべき最初の目的地に選んだのは、四国の誇る大名庭園栗林公園です。四国唯一の特別名勝
言わずと知れた観光名所ですから、出来るだけ観光客の少ないときに行きたい、そう考えて平日の早朝*1にやって来たわけですが、これが大当たり( ̄ー ̄)ニヤリッ

広大な敷地に人がまばらなお陰で、のんびりじっくり撮影に没頭することが出来ました。何と言うか観光客よりここで働いている人の方が多いくらい。しかしこれだけ広いと手入れも大変なんでしょうね。そういえば以前そんな記事をどこかで読んだような・・・。
さて、心配された天候も、何とか持ちこたえてくれている。日本庭園は曇天でも味わいが出るので有り難い。いや、むしろ曇天の方が趣があるかもしれない(?)


有名な偃月橋もご覧のとおり。
これで橋の上に和服美女が佇んでいたりすると完璧なんですけどー♪(*´∀`*)


数寄屋造りの掬月亭。



芙蓉沼にはハスが群生しておりました。数は多からずとも色鮮やかで見事な咲き具合。

9:20 栗林公園駅出発

栗林公園を東門より出て駅まで10分ほど。今度は琴電に乗車です。

9:30 仏生山駅到着

南へ3駅目。到着するなり小雨が降りだしたものの、すぐに止みました。しかも天気は次第に回復傾向。


途中、道に迷ってしまい大幅にタイムロス(;_:)
それはともかく、門前町たる仏生山町の町並を通って法然寺へ。



10:10 法然

高松藩主松平家(御三家水戸徳川家の連枝)の菩提寺


未だに紫陽花が咲いておりました。


高松松平家墓所は境内背後の高台にあるのですが、門が閉じられていて中には入れず。仕方がないので、門の合間よりチラリと見える五輪塔をパチリ。これで我慢しよう。

10:55 仏生山駅出発

再び琴電に乗車。高松市街地へと戻ります。

11:10 高松築港駅到着


11:15 高松城(玉藻公園)

高松城は生駒親正による築城で、往時は瀬戸内海に直接面していた海城。国指定史跡。
琴電高松築港駅を出てすぐのところに西入口(黒鉄門跡)があります。入場料200円。


入城する前に城の北側へ回っておきましょう。月見櫓・水手御門・渡櫓(いずれも重要文化財)の撮影スポットとなっています。


本丸への唯一の通路である鞘橋。鞘橋から西側を望むと、水堀の向こうに高松築港駅のホームが見えます。


天守台は石垣解体修理および発掘調査のため近寄れず・・・無念。しかも天守台周りの内堀は埋め立てられていて景観的にもチョット(-_-;)



三の丸に建てられた御殿・披雲閣(市有形文化財)。現在のものは大正六年に完成。
玄関入って左手の蘇鉄の間で、「天守台発掘調査写真パネル展」が開催中(無料)でしたから、ちょいと中も覗いて参りました。


東入口(旭門)より城外へ。旭門の南、太鼓櫓跡には旧東之丸艮櫓(重要文化財)が移築されています。
私の好みでいえば、ゴテゴテした感じの月見櫓よりも、スッキリしたデザインのこちらが断然!(゚∀゚)=3

12:40 弘憲寺

本堂裏にある生駒親正夫妻墓所(県史跡)。

13:30 高松駅出発

駅構内で昼食を摂ってから、快速サンポートに乗車。ひとまず高松市とはお別れです。屋島も白峰も行ってないけど、時間が限られているから取捨選択せざるをえない。仕方ないですね(^^;

13:55 丸亀駅到着

みどりの窓口で翌日より使用する「バースデイきっぷ」を購入。1万円ポッキリで、JR四国全線が3日間乗り放題、しかもグリーン車OKという優れもの。
そう、今回の旅は私が7月生まれなので、これに合わせて計画しました(^^;



14:25 丸亀城

真っ先にやって来たのはもちろんココ! 国指定史跡です。
今回の旅のもうひとつの目的ですが、それは現存天守めぐり。いわゆる現存十二天守のうち、四国にあるのは4つ。その4つ全てをいっぺんに制覇しちゃおう♪という野望を抱いての四国入りでした。
そしてまず最初のターゲット丸亀城天守重要文化財)をロックオン! 小高い山の上にちょこんと見える天守ですが、10倍ズームなら下からでも充分に撮れます。


丸亀城といえば大手門と天守のコラボは撮っておかないとね。
大手門は内枡形で、櫓門(一の門)および高麗門(二の門)のどちらも重要文化財


そして丸亀城といえば高石垣も有名ですね。うつくしぃ〜♪('-'*)


積み直しを受けた三の丸東櫓台。


三の丸跡からは南東方面に讃岐富士が望めます。


三の丸は本丸・二の丸をぐるっと取り囲んでおり、北側に回れば天守直下に出ます。


本丸跡に到着。天守西面には装飾がないので、他三面とかなり印象が違います。それもまた丸亀城天守の面白いところ。
それから天守内部へ。入場料200円です。


天守最上階より北側眺望。市街地の先には瀬戸内海。塩飽諸島も望めます。


この後、搦め手や玄関先御門(県有形文化財)などを廻り、丸亀城を思う存分堪能いたしました。

16:20 玄要寺

丸亀藩主京極家の菩提寺。いまは小さなお寺でした。しかも扉が閉められていて境内に入れず・・・(;´д`)トホホ

16:40 太助灯籠

丸亀駅の北側へ。金比羅参詣と巡礼で栄えた丸亀港のシンボル。



これにて散策はひとまず切り上げて、宿にチェックイン。暗くなるまで一休み(-。-)y-

19:25 丸亀城

夜のお楽しみは勿論ライトアップ撮影ですよ。
暗くなりきらないうちに城へ向かいましょう。まずは三の丸の天守直下に陣取ってブルーモーメントの撮影からスタート。


本丸でも撮影。本丸にはポツポツ見物客が来てます。麓から本丸まで10分もかからないとはいえ、夜中にわざわざここまで登ってくる人が他にもいるんだ、と思うとちょっと嬉しいですね。


本丸から眺める夜景も素敵。ここまで登る甲斐もあるってもんです。


麓に下りると、大手門もライトアップされていました。


遠くで雷が光り始めたので、上手くそのタイミングを撮れないか、と思いましたが、それよりも天気が荒れそうだったので引き上げることにしました。案の定、宿に戻ってしばらくすると大荒れの天気に。
何はともあれ、1日目は無事に終了。しかし台風4号は確実に近づいていたのでした・・・><


ところで宿からは丸亀城天守が望めたのですが、24:00近くになってもライトアップしていました。いったい何時までやってるんでしょうか?(・_・?)

*1:7月は5:30開園