高杉晋作と奇兵隊/青山忠正/吉川弘文館
- 作者: 青山忠正
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2007/01/27
- メディア: 単行本
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「幕末維新の個性」シリーズの第7巻。
長州藩幕末政治史における高杉晋作、という切り口で、晋作が直接関与していない出来事についても力をいれています。
それにしても、高杉晋作はよく分からんお人ですな。率先して無茶するかと思えば、無茶を制止する側に回ったりもするし、意気軒昂かと思えば、すぐに大人しくなったり。そういえば、長州藩が京都でブイブイ言わせている頃は意外と目立ってないし。
あとは、諱が「春風(はるかぜ)」というのにはビックリした。高杉春風・・・うーん、すごく穏やかな人っぽいイメージ(笑)。それと、高崎正風と紛らわしいカモ。
ちなみにこの後、続けてミネルヴァ日本評伝選『高杉晋作―動けば雷電のごとく (ミネルヴァ日本評伝選)』を読む予定。高杉づくし。