宮城編/3日目/塩竈市・多賀城市
最終日は仙台を飛び出して塩竈・多賀城へレッツラゴー。
天気は生憎の曇り空で、いつ雨が降り出してもおかしくない状況。
9:45 仙台駅出発
宿のチェックアウトを済ませ、いつもより遅い出発。2日分の疲労がかなり溜まっていたので・・・なんか膝も痛いし(>_<)
そんなこんなで仙台駅から仙石線に乗車。仙石線の始発駅はあおば通駅で、そちらの方が近かったのですけど、コインロッカーに荷物を預けたいのと、帰りはもちろん仙台駅から新幹線ですから、仙台駅を利用。ただ、仙台駅の仙石線ホームってちょっと遠いのが難点。東京駅の京葉線ホームほどではないけれど。
10:15 東塩釜駅到着
東塩釜駅行きに乗車したので、ここが終点。手前の本塩釜駅までにほとんど乗客は降りてしまいました。駅も駅前も物寂しいところ。駅前を国道45号線が走っていて車の往来は激しいので、そのギャップに不思議な感覚を掻き立てられます。
10:25 曲木島
駅前のすぐ南には塩釜漁港が広がっています。
そしてその漁港に浮かぶ小さな島が曲木島(籬島)。市名勝。
写真を撮っていると、ひとりのおじさんが話しかけてきました。おじさんの話によると「今日は祭りがあって、鹽竈神社の神輿を載せた船がたくさんの飾り船を従えて松島の方へ行くんじゃよ」とのこと。
んー、それはちょっと見たいカモ。と思ったのですが、それまで時間はまだあるみたいだし、やっぱり予定を優先することにしました。
10:45 東塩釜駅出発、本塩釜駅到着
乗ってきた列車が折り返し始発となっいたので、それに乗車。電車の本数は少ないのでラッキーですね。予定では歩くことも考えていたのですが、膝もしんどいので助かりました。そして2分ほどで次駅の本塩釜に到着です。
10:50 みなと祭神輿行列
駅前を歩いていると、向こうから何かがやってきます。あっ、さっきのおじさんが言っていた祭りだ、神輿だ。
さっそくカメラを構えて行列を撮影していると、二基の神輿は近くにあったお店の前に停止。小休止かな? それから神主さんが祝詞をあげていました。これから海に出るにあたっての無事を祈願していたのだろうか。
それが終わると再出発。行列は海の方へと去っていきました。あとから考えると、付いていっても良かったかな。惜しいことをしたかも。ただ、このときは予定通りに史跡めぐりをする方を選択。
11:35 鹽竈神社
神輿は松島へと向かいましたが、参拝客はひっきりなしにやって来ます。
15もの重要文化財建造物を抱える一大スポット。
撮影に勤しんでいると雨が遂に降り出してしまいました。雨の中、痛む足で長い長い石段を降りてゆくのは結構大変。
12:35 陸奥総社宮
鹽竈神社から西へ2kmほど。足は痛みますが、まだ何とか歩けます。
13:55 東北歴史博物館
館前遺跡のあたりから大きなハコモノが見えて来ますが、そのひとつ(もうひとつは国府多賀城駅)。
国府多賀城駅の真ん前にあります。というか、駅の方が博物館前に建てられたのだそうですが。
とにかく、物凄く場違いな感じがする立派な建物ですが、今回の特別展は熊野だそうなのでわざわざ見学する気にはならず、敷地内にある今野家住宅(県有形文化財)のみを見学。
14:10 多賀城廃寺跡
今野家住宅の裏手から細い道を登ってゆくと、廃寺跡の前に出ます。ここも特別史跡多賀城跡の一部。
あー、早いですがこれで全行程を終了です。ここから仙石線の多賀城駅の方まで行く予定もあり、時間も余ってはいたのですが、疲労と雨天で気力も体力も限界に近いので無理せず切り上げることにしました。
14:40 国府多賀城駅出発
14:55 仙台駅到着
昼食を食べ、お土産を買い、帰りの新幹線に乗車。
今回は雨に見舞われ、散々でしたが、見たいところはだいたい回れたので概ね満足。次に来るときは松島へ足を伸ばしたい。