日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

県指定文化財:東大寺真言院や下池山古墳出土品など7件

県教委は、東大寺奈良市)の子院・真言院の建物(5棟)や、下池山古墳天理市)の出土品など7件を指定文化財に指定した。県指定文化財は計474件となった。
東大寺真言院は、同寺別当となった空海が創立し、南都における真言宗の拠点だった。江戸時代にほぼ全焼し、その後再建された。本堂の灌頂堂は県指定文化財
今回指定されるのは、表門、地蔵堂、南門など5棟。南門は江戸時代の火事を逃れており、室町時代ごろの部材を残している。ほか4棟は江戸時代に再建され、近世建築の特徴を残す。江戸時代の大仏開眼供養などの絵図にも出てくる建物。
毎日新聞

先月、奈良を訪れた際に真言院灌頂堂は見てきたのですが*1、他の建物までこうして文化財指定を受けるとは。次回の奈良旅行の際の課題がまたひとつ増えた。
ただ、東大寺真言院は拝観不可なので門外から覗くことくらいしか出来ないし、建物の位置も掴めない可能性が高い。