日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

功名が辻 第10回「戦場に消えた夫」

先週放送分。遅くなったのでひとつだけ。

姉川の戦い山内一豊

寛政重修諸家譜』には、姉川の戦いにて功を挙げたとあるようですが、それ以上のことは分からず。もちろん溺れて行方不明になったというのは作り話。
それにしても、姉川は溺れるほどの水量があるようには思えないのですがどうなんでしょう。少なくとも私が姉川古戦場を訪問したときにはそれほどの水量には見えませんでした。今回の合戦シーン*1では、川の深さは膝くらいまででしたが、まさにそれくらいの感じ。
ただ、合戦の行われた元亀元年(1570)6月28日が雨期にあたるので水量が大幅に増えるとか、また現在とは流路が異なって水量も豊富だったとか、もしかしたらそのような可能性もあるのかもしれません。


姉川古戦場(2004年9月)

*1:一豊が溺れているシーンだけ異様な深さがあって、げんなりさせられましたが。