日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

埼玉編/さいたま市西区


今年もやって参りました花粉症シーズン。目のかゆみにたまりかねて眼科へ。
診療後、折角外出したことだし、天気もいいので市内指扇方面の史跡めぐりへ繰り出しました。

12:30 方墳大塚古墳

日進駅前を出発し、住宅地の入り組んだ路地を右折左折を繰り返して西へ。宮前インターチェンジを越えて800mほどの所にこんもりとした小塚が見えてきます。県指定史跡。
方墳ということですが削れたのか何なのか、円墳にみえる。

12:45 土屋陣屋跡

関東郡代伊奈忠次が一時期に陣屋を置いた地。その後、永田氏に譲られ現在も御子孫がお住まい。土塁や水堀が残っていて、陣屋の雰囲気を味わえますが、ここは何と言っても立派な長屋門(市指定文化財)が最大の見どころ。
長屋門の前ではお爺さんがスケッチをしていました。柔らかな陽射しが暖かい昼下がりのほのぼのとした光景に、思わずまったり。

13:15 妙玖寺

県道57号を北上。指扇駅前・西大宮バイパスを越え、上尾市との市境近くにある妙玖寺にやって来ました。
ここには山内一豊の甥*1・山内一唯一族の墓(市史跡)があります。山内一唯は旗本として指扇領三千石を知行しており、この付近には陣屋もあったようですが、そちらの位置までは調べておらず。


墓地を堪能した後、本堂へ向かうと猫さんがこちらを見ていました。近寄っても逃げないので即席撮影会を開いてあげました。


13:40 池上家冨士浅間塚

妙玖寺の西方500mくらいのところにあります。位置が分からずウロウロしてしまいましたが、無事発見。市史跡。
最大の見どころ(?)の女陰に見立てた開口部は、道路沿いの目立つところにあって・・・ちょっと破廉恥(^ω^*)



とりあえず四ヶ所でサクッと終了。お腹も空いてきたので、帰宅の途についたのでした。
今日はまだ少し風が冷たかったですが、これくらいなら散策するには充分でしょう。今年は去年以上にたくさん巡りたい。最低限の目標は市内史跡文化財制覇かな。

*1:山内康豊の四男。