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日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

文化審議会 東大寺二月堂を国宝に…重要文化財9件指定

文化審議会阿刀田高(あとうだたかし)会長)は28日、古代から続く修二会(しゅにえ)(お水取り)の舞台として知られる東大寺二月堂(にがつどう)(奈良市)を国宝に、明治期を代表する実業家・渋沢栄一の邸宅「旧渋沢家飛鳥山邸」の晩香廬(ばんこうろ)、青淵(せいえん)文庫(東京都北区)など計9件を重要文化財に指定するよう中山成彬文部科学相に答申した。


東大寺二月堂は8世紀後期の成立と考えられ、現在の堂は1669(寛文9)年に再建された。正面22.5メートル、奥行き27.2メートルの大建築で、江戸時代の寺社建築のうち特に優れたものとして評価された。建造物の国宝は、04年に指定された長谷寺本堂(奈良県桜井市)以来で計213件目。


晩香廬は小亭(談話室)で、1918(大正7)年に竣工(しゅんこう)した木造平屋建ての寄せ棟造り。青淵文庫は1925(大正14)年に建てられたレンガ・鉄筋コンクリート造り2階建ての小図書館で、いずれも大正期を代表する建築家の一人、田辺淳吉の作品。


他に重文指定を答申された建物は次の通り。


名神社(群馬県榛名町)▽和井田家住宅(埼玉県八潮市)▽旧磯野家住宅(東京都文京区)▽八ツ沢発電所施設(山梨県大月市上野原市)▽古谿荘(こけいそう)(静岡県富士川町)▽宇部市渡辺翁(おう)記念会館(山口県宇部市)▽四階楼(しかいろう)(山口県上関町)▽江藤家住宅(熊本県大津町)【長尾真輔】
毎日新聞

ちょっと前のニュースですが、このところ指定文化財建造物への関心が高まりつつあるので、こういうニュース、特に国宝・重要文化財に関するものはキチンとチェックしておかねば。


この中で見学したことがあるのは、東大寺二月堂と旧渋沢家飛鳥山邸(晩香廬・青淵文庫)のふたつ。しかも東大寺へ行ったのは中学生のときの修学旅行ってんだから何年前だよ。とりあえず旧渋沢家飛鳥山邸の写真はあるのでご覧下さい。


青淵文庫(旧渋沢庭園)
晩香廬(旧渋沢庭園)

奈良時代から連綿と続けられる修二会(しゅにえ)(お水取り)。
(中略)
東大寺の文書によると773年には十一面観音の前で悔い改める法要が行われ、そのころから、二月堂は存在していたと考えられている。9世紀後半には「二月堂」と呼ばれていたという。1667年の修二会の最中に出火して焼失し、1669年に現在の二月堂が再建された。
この時の再建は、当時の空間を再建することを目的としたため、建物本体の屋根の下に内陣の屋根を残すなど、増築ぶりもそのまま再現。一方で、柱の上に直接梁(はり)をのせるなど、近世に特徴的な工法で強化されている。こうした点や、江戸幕府の徳川家による大規模建築の一つとして貴重な価値がある点も評価された。
東大寺の国宝の建物は今回の二月堂で計8件になる。森本公誠別当は「二月堂は修二会という世界平和、国民の幸福を祈る行事の場。その重要性の意義を、国宝になったのを機に、多くの人に知ってもらいたい。火を使う行事だけに、一層の火の用心にも心したいと思う」と話した。
毎日新聞

基本的にイベントにはさほど興味なかったりしますが、お水取りはちょっと気になる。一度は見てみたい。