日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

台風14号 再建から1年半 山口・錦帯橋の橋脚流される

04年3月に半世紀ぶりの架け替えが終わった国の名勝、錦帯橋山口県岩国市)で6日午後11時過ぎ、台風14号の豪雨で増水したため、五連ある橋の第1橋脚が流された。
錦帯橋は1673(延宝元)年、旧岩国藩3代藩主の吉川(きっかわ)広嘉が創建。翌年流失して再建された。1950年9月のキジヤ台風で再度流され、53年にほぼ往時の姿でよみがえった。
老朽化に伴い01年11月、50年ぶりに架け替えに着工。総事業費約26億円をかけ、地元の大工たちが国産材約410立方メートルを調達し04年春に完成。今年3月20日に渡り初め式があったばかり。(毎日新聞

西日本では今回の大型台風によってかなりの被害が出ているようです。
被害は文化財・名勝とて例外ではなく、昨年の厳島神社に続いて今年は錦帯橋が・・・。しかも架け替えから僅か1年半とは。ちょっとかける言葉が見当たらない。早く復旧されるといいんですけど。

昨年9月の台風18号で国宝の左楽房(さがくぼう)が倒壊するなど被害が出た広島県宮島町の世界遺産厳島神社で6日夜、台風14号の風雨の影響で本殿手前の拝殿が一時浸水し、神職らが本殿の浸水を食い止めようと懸命の作業を進めた。(共同通信

一方こちらは厳島神社。これは昨晩のニュース。結局どうなったのでしょう? 大丈夫だったのでしょうか。続報が待たれる。


↓続報来ました。

一方、社殿の一部が浸水した広島県宮島町の世界遺産厳島神社では七日朝から、神社職員らが浮き上がった床板の修復や清掃作業などに追われた。
同神社では、六日深夜の満潮時に回廊や社殿の一部が浸水。床板が波ではずれて海に浮かぶなどした。水が引いた後は回廊などに漂着物が散乱しており、徹夜で警戒していた神社職員らが、早朝からほうきなどで掃き清めた。一般参拝を再開したが、観光客の姿はまばらだった。(産経新聞

被害は昨晩の浸水くらいで済んだようですね。よかった。あとは、昨年の被害の修復に遅れが出てなければいいのですが。