日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

義経 第32回「屋島の合戦」

前半は那須与一の、後半は佐藤継信のための回で御座いましたな。
一ノ谷の戦いのとき*1同様に腰を据えてお勉強しようとも思っていたのですが、何だかやる気が湧かなくて・・・。うーん、どうにもテンションが上がりません。夏バテかしら。

近藤親家の参陣

んー、予想に反して出演アリですか。それはともかく、合理的に考えれば渡海前に既に連絡付けてあったと考えるのが妥当でしょう。
それにしても敵味方知れぬ相手に、本陣にまでズカズカ乗り込まれてしまう義経軍の警備体制っていったい・・・。(^^;

桜庭良遠はスルー

田口成良の弟といい、阿波に上陸した義経が真っ先に攻めかけた相手。まー、スルーなのは折り込み済みです。むしろ近藤親家の登場が意外なんで。彼の場合は屋島への案内役*2として必要だった(?)のでしょう。

那須与一の抜擢

ドラマオリジナルでしょう。義経の人物鑑定眼を優れたものとするための挿話で、あからさまなマンセー譚。まー、大河ドラマではありがちな設定ですが。

那須与一弓射の名場面で

扇の的の小舟に乗り込んだのがゴマキだったり、射落とした扇から金粉が舞い散るCGがあったり、酔狂で踊り出した老武士を射殺すシーンがなかったりと、またもや『平家物語』ファンの神経を逆なでするような演出が多うございましたね。合掌。

田口教能が出てきた

田口成良の息子でしたっけね。阿波からやってきたことになっていましたが・・・『平家物語』なんかじゃ、伊予に向かっていたのを引き返して来たって話じゃなかったかな。
だいたい阿波からってんじゃ、義経をやり過ごしてしまったということになり、おマヌケにもほどがある。ストーリーとして合理的ではないし、スルーされた桜庭良遠が報われないじゃないか。