日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

北条義時の法華堂「吾妻鏡」の場所に

鎌倉幕府の執権、北条義時の法華堂跡ではないかとみられている鎌倉市西御門2丁目を発掘調査していた同市は「義時の法華堂である可能性が極めて高い」と24日発表した。
法華堂は貴人の納骨堂のこと。同市は世界遺産登録を目指しており、新たに国指定史跡の追加指定を受けるための資料収集が目的。
調査に当たった市世界遺産登録推進担当の松尾宣方さんによると、義時の法華堂については吾妻鏡に「頼朝法華堂の東の山上をもって墳墓となす」の記述がある。60メートル東側にあり義時法華堂と伝えられてきた場所を4月から約300平方メートル発掘した。
(中略)
これらの調査から、「義時法華堂の可能性が極めて高い」とし、「中世史研究上、極めて貴重な成果であり、遺跡の重要性を裏付ける」と評価する。しかし、遺骨などが出土していないことから今後も発掘調査を続けて、11月ごろに報告書をまとめる。

鎌倉市西御門の通称大倉山文化財発掘調査で、鎌倉幕府の第二代執権の北条義時の法華堂(墳墓)跡が確認された。市世界遺産登録推進担当は二十四日、「吾妻鏡の記述と一致する地点から建物遺構が検出され、義時法華堂である可能性が極めて高いと判断される。周辺にある国指定史跡の追加指定を、国に申請したい」と発表した。
同法華堂跡が確認されたのは、鎌倉幕府を切り開いた源頼朝法華堂(国指定史跡)の東側に当たる大江広元の墓とのちょうど中間に位置する二百七十五平方メートルの土地。
(中略)
市では、源頼朝の法華堂がある山林約一ヘクタールを三年前、所有者の島津家などから寄贈を受けたのを機に、エリア内の維持管理と同時に義時法華堂の発掘調査による国史跡指定の拡大を目指していた。なお同発掘調査現場は、文化財の市民見学会として二十七日に公開予定。

噂には聞いていた義時法華堂。発掘調査してたんですね!
すごい場所にあるらしいので、へたれな私でも見学できるような整備をしてくれると大変ありがたいんですけど、どうなるんでしょう。
それにしても発掘調査現場公開予定の二十七日って思い切り平日じゃありませんか・・・。