日本史日誌

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全国城郭管理者協議会総会:長浜城から出土の金ぱく瓦「秀吉時代か議論必要」 /滋賀

記念講演の講師として招かれた中井均・織豊期城郭研究会代表は、長浜城遺跡から出土した金ぱく瓦に言及。「金ぱく瓦が出たのは、意義のあること。ただ秀吉時代のものかどうかは、これから議論が必要」と述べ、秀吉が大坂城以前に長浜城に金ぱく瓦を使った可能性があるとする市教委の判断は早計だと指摘した。
中井代表はさらに、「長浜城に瓦を葺(ふ)く機会は、天正2(1574)年の秀吉の築城、天正地震(1585年)後の再建、徳川幕府下の慶長11(1606)年の修築の3回しかない」とした上で、「城には、長い歴史があり、城と有名な大名、城主とはイコールではなく賤ケ岳の合戦後は秀吉は長浜城にいなかった。瓦本体の事実を突き止め、今後さまざま角度から研究してゆく必要がある」述べた。

昨日*1のニュースを受けてのもの。
昨日と同様の中井氏の慎重意見に私も賛成です。確たる証拠が出るまでは、決めつけたりせず多角的に検討・検証して欲しいですね。