日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

石田三成の佐和山城、本格調査 彦根市10年計画 測量図作製へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050605-00000001-kyt-l25

滋賀県彦根市は、関ケ原の合戦で落城した石田三成の居城・佐和山城跡(同市古沢町など)の本格的な測量調査に、初めて取り組んでいる。約10年をかけ、衛星利用測位システム(GPS)も使って、正確な遺構位置や規模を記した測量図づくりを目指している。
(中略)
調査では、樹木が茂る佐和山を間伐して堀切などの遺構を明らかにするほか、城跡の広範囲に基準くいを打って、GPSで緯度や経度、高度を正確に測り、等高線を描いて遺構の正確な位置を把握する。昨年度の調査で作製した二の丸部分(約4000平方メートル)の測量図では、本丸から中央、北、東の3つの曲輪(くるわ)に続く通路が鮮明に浮かび上がり曲輪の入り口部分も判明。本年度は、本丸一帯を対象に調査を進めている。
彦根市文化財課は「佐和山城は日本を代表する中世の城郭。試掘調査も並行して行い、今後、城跡の保存・活用に役立つ客観的なデータにしたい」としている。

これはうれしい。昨年訪れたとき*1は荒れ果てていましたから。私は藪をかき分けて遺構探査に熱中するようなタイプではないので、間伐してくれるだけでもホント助かる。
調査が終わったらまた訪れたいですね。10年先のことですが。