日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

太平記 第20回「足利決起」

今週放送分です。というわけでようやく追いつきました。(^^;
そして今回は「足利決起」ということで、こちらもようやく前半の山場を迎えました。


鎌倉を出陣した足利高氏真田広之)は、足利家が代々守護を務めている三河に着陣。ここに足利一門が集結。確認できるのは吉良貞義(山内明)と今川範国(ドン貫太郎)のみ。どういう人選だろう。
さて、ここで足利高氏は一門らに対し、北条氏に叛旗を翻すことを高らかに宣言。どこで挙兵を一族郎党に告げたかについては、三河説・丹波説に分かれていたと思うのですが、三河説は早すぎるように思う。京都までは幕府軍と同道しているわけですし、そうでなくても途中で情報が漏れでもしたら全てがパー。単純に考えて丹波説のほうが妥当と思われるのですが、どうなんでしょう。このあたりの論功を何かで読んだ気がするが、どこで読んだのだったか。(^^;


美濃不破関での足利高氏佐々木道誉陣内孝則)とのやりとり、鎌倉脱出を渋る登子(沢口靖子)と逃げるよう説得する赤橋守時勝野洋)とのやりとりはドラマチックではあるけどあくまで創作でしょう。


そんなこんなで、丹波篠村八幡宮で叛旗を翻して次回へ続きます。


今回は、赤松則村(円心入道・渡辺哲)に名和長年小松方正)が初登場。両者とも如何にも成り上がりという感じのアクの強いキャラクターで笑った。意外とこの辺り覚えていなかったりする。