日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

太平記 第15回「高氏と正成」

前回分*1を鑑賞したのが1ヶ月以上も前のこと。ちょっと溜め込みすぎました。(^^;


足利高氏真田広之)と楠木正成武田鉄矢)が初めて対面。赤坂城より落ちのびて花夜叉一座に紛れ逃れようと図る正成を、高氏が関所にて詮議するという構図。もちろん創作話です。


京に引き上げてきた高氏の前に西園寺公宗長谷川初範)登場。「光厳天皇の代理人」ってなんだ?代々西園寺家が務める関東申次をそう捉えたのか。
さらに西園寺公宗の脇に北条仲時(段田安則)が。今度はハッキリ段田氏と分かるぞ。確認できて満足。


後醍醐天皇片岡孝夫)が幽閉され、赤坂城が落ち、反乱はひとまず終息。光厳天皇の即位によって持明院統が春を迎えるが、大覚寺統を「善で正義でありながら現在は不遇」とし、持明院統を「幕府と結ぶ保守派の悪で驕慢」という構図で描くのはちと露骨で過剰。


最後に北条高時片岡鶴太郎)の愛妾役で小田茜が出てきたが、別段誰かに比定した人物では無さそうだ。