日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

岡山編/2日目/津山市

<写真>http://www2.pf-x.net/~sanraku/okayama02/index.htm

8:25 津山駅到着

はい、2日目は津山散策です。岡山駅から1時間半あまり津山線の鈍行に揺られて到着。天気は生憎の雨。旅先で1日降り続くような雨天に遭遇するのは久しぶり。正直、雨の中の散策は気鬱。地図だのカメラだのリュックから取り出すのに傘を持っていないといけないのが面倒だし。

8:30 箕作阮甫

駅前ロータリーに建つ、津山の生んだ蘭学者箕作阮甫先生の銅像をカメラに収めてスタート。

8:45 津山城

津山市街の南端にある津山駅から北上。雨だし、朝早いしで、閑散としている。5月3日〜5月5日に城内で祭りがあるそうで、そのための準備と思われるものがあちこちにあるのが、祭りの前なのに祭りの後のような哀愁を感じさせる。つーか、写真撮るのに邪魔なんですけど。天守台の上には何故だか足場が組まれてるし・・・。
あと、事前の情報通り桜の木が多すぎですね。桜の季節にはそりゃあ綺麗なんでしょうけど、若葉の繁ったこの季節には津山城自慢の石垣を隠してしまって勿体ない。

9:55 津山郷土博物館

http://www.tvt.ne.jp/~tsu-haku/
特別展「津山松平藩とその系譜」が非常に良かった、大興奮。越前系松平氏マニア必見の展示でしたよ。ガラガラなので心ゆくまで堪能してきました。


特別展「津山松平藩とその系譜」/津山郷土博物館 - 日本史日誌

11:00 作州城東屋敷

郷土博物館の隣にある津山観光センターのレンタサイクルを利用。雨だから自転車はつらいけど、歩いて回るには遠いので我慢。
まずは津山城の東側をめぐる。ここは江戸時代の町家を復元したところ。「男はつらいよ」の最終作がここで撮影されたそうだが、興味はないのでサッと見物して次へ。

11:10 箕作阮甫旧宅

町家としてはこちらの方が雰囲気がある。入口で受付してるお婆ちゃんたちが談笑しているのも何だか和むなぁ。
この後、近くにあるという箕作阮甫のお墓を探しに向かったのですが、簡単に見つかりそうにないので断念。雨だと粘りもなくなる。
さらにこの後、城東むかし町家と津山洋学資料館を訪れる予定でしたが、こちらもパス。優先度も低いし、まあいいかって感じで。(^^;

11:35 津田真道生誕地

西へ引き返し、途中立ち寄る。木製の標柱と案内板のみ。見つけづらかったので、ここも諦めかけたところで発見。

11:45 衆楽園

城の北側へ。藩主別邸庭園。意外にも無料。しかしこんな雨模様では観光客もほとんどいない。

12:10 総社宮

城の北西へ。ここは何と言っても見晴らしがイイ!すごくイイ!

12:20 国府台寺

美作国府跡らしいですが、その名残りはなく・・・。

12:30 鶴山八幡宮

もともとは現在津山城のある鶴山に祀られていた神社。

12:45 地蔵院

最後の津山藩主松平慶倫の愛山廟があると聞いてやってきたものの・・・あれ?どこ?
どうやら隣の幼稚園にあったらしい。うーん、雨の日は視野も狭くなるってか。

12:55 安国寺

平沼騏一郎のお墓がアリマス。

13:05 宗永寺

津山藩最初の藩主である森家の菩提寺

13:15 本源寺

こちらも森家の菩提寺。しかし墓所は非公開。

13:25 寿光寺

津山松平家菩提寺らしいのですが、見つけたのは森家の墓所のみ。

13:40 泰安寺

津山松平家菩提寺。本堂隣にそれらしい墓石が一部見えているのだが、中には入れないし、高い塀に囲まれていて写真も撮れず。ガックリ。

13:45 妙願寺

初代津山藩主森忠政の母妙向尼ゆかりの寺だそうで、本堂脇に妙向尼の石像があります。


駆け足で見てきましたが、津山観光センターに自転車を返してこの日はこれで終了。勝山の方へ行く予定もあったんですが、雨の中自転車を漕いでぐったりお疲れモードだしってことでまた次の機会に・・・次がいつになるかは分かりませぬが。(^^;