日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

太平記 第14回「秋霧」

足利高氏が伊賀に到着。楠木正成も伊賀に逃れてきた。
楠木正成と妹花夜叉、ましらの石と藤夜叉、足利高氏と藤夜叉母子*1のやりとりなど、ドラマ的には色々な話題テンコ盛りの回なのですが、歴史的視点からみれば興味をひくところは少ない。


そういうわけで今回最大の見どころは、楠木残党狩りの指揮をとる土肥佐渡前司役で出演した大塚周夫。声優として有名な方ですが、顔出しの仕事もされてるんですね。声も渋いが風貌も渋うござる!
それにしても、土肥佐渡前司とは何者だろう? 実在してるの? 軍記物『太平記』に出てるのかな?


花夜叉一座に紛れて逃亡を図る武田鉄矢は、まるであれです『勧進帳』。詮議を受けるところなどもそれを連想させる。

*1:子供は後の足利直冬