日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

太平記 第4回「帝、ご謀反」

一週間遅れで視聴。
正中の変の騒ぎの中、朝帰りの足利高氏真田広之)。文字にすると英雄的な感じがするけど、佐々木道誉陣内孝則)に置き去りにされるし、帰ってくると一色右馬介大地康雄)に御説教されて渋面。
さらに日野俊基榎木孝明)と会っていた疑いから、六波羅に呼び出されての詮議。高氏はあくまでしらを切る。詮議する人物に字幕が出ないのでしかとは分からぬが、オープニングのキャストから推測するに北条範貞(鶴田忍)か。範貞は当時、六波羅探題北方。


一方、鎌倉では足利貞氏緒形拳)が幕府に出向いて長崎円喜フランキー堺)に御機嫌伺い。親父殿も尻ぬぐい大変だな、といったところですが、当時高氏が京にいたとは思えないのでこんな苦労もなかったでありましょう。


ところかわって朝廷では、関東へ送る書状の内容が詫び状であることに後醍醐天皇片岡孝夫)が激怒。しかし結局はそれに同意することに。「日野俊基を見捨てるのか・・・」今後どんどん見捨ててゆきますんで。


そして捕縛された日野俊基は解放された高氏と入れ違いに六波羅へ護送される。そういえば日野資朝って影も形もないのね。


高氏は京を後にして鎌倉へ向かうが、藤沢の手前で侍所所司三善宗信(崎津隆介)なる者の率いる一団に捕らえられてしまう。誰だ、三善宗信って? 姓名からすると三善康信に始まる官僚一族の太田・町野・矢野の三氏の誰かか。しかし官僚一族から侍所所司ってのもなぁ、どうなんだろ。情報不足もあって謎。


裏で糸を引いていたのは長崎円喜。円喜の活躍ぶりは嬉しいけど、息子の長崎高資西岡徳馬)がサッパリ目立たないのは残念。
そして高氏は牢屋に押し込められたまま次回へと続くのでした・・・と、なにげに凄い展開になっていてビックリ。意外と細かいストーリーは覚えてないものです。(^^;