日本史日誌

いまは旅行記で精一杯だけど・・・

東近江編/1日目/長浜市・山東町・浅井町

<写真>http://www2.pf-x.net/~sanraku/ohmi01/index.htm

10:50 米原駅到着

新幹線に乗って2時間余りで到着。北陸本線に乗り換え。

11:20 長浜駅到着

東京からずっと曇っていたけれど、ここに来て晴れ間が覗く。これは幸先良い。そしてレンタサイクルでゴーゴー。

12:00 徳勝寺

駅前の外外堀や舟板塀に寄りつつ南下。まず最初の目的地は江北の戦国大名浅井氏三代の墓がある徳勝寺。高層マンションに見下ろされる墓地に違和感・・・。

12:10 下坂氏館跡

さらに南下。長浜は交通量も少なくてサイクリングにはもってこいだねぇ。下坂氏館跡は土塁などが残るが子孫の方の個人宅で中には入れないので、外から眺めるだけ。

12:40 宮川陣屋跡

今度は一転して北上。茶人大名小堀遠州の出生地を目指すが、石碑が見つからない。我が石アンテナ*1がどうも鈍っているようなのでスッパリあきらめて次へ。この日は廻るところが多いのであまりのんびりもしていられない。で、堀田氏1万3千石の宮川陣屋跡に向かうがこちらはすぐ見つかった。陣屋跡といっても石碑が残るだけなのが寂しい。

13:00 石田三成出生地

お次は東へ一直線。石田氏名字の地に到着。秀吉が城将を務めた横山城は目と鼻の先。これだけ近いと、秀吉と石田一族は長浜時代より前に既に接点があったんじゃないの?と思ってしまう。近くの八幡神社石田三成供養塔も見てから横山城跡へ。

13:30 横山城

織田氏の対浅井氏拠点。西側の日吉神社から登る。道は藪が覆い茂っていて非常に歩きにくい。オマケに登る途中で手持ちの飲み物を切らしてしまう。脱水症状に近い状態でふらつきながらも何とか踏破。ちなみに登り降りで出会ったのは登ってすぐの出丸のようなところで遊んでいた子供達のみ。

14:00 観音寺

横山城南麓の道をえっちらおっちら漕いでさらに東へ。トンネルを抜けるとそこは山東町横山城南東麓にある観音寺は秀吉と三成の出逢いの地といわれる。ぬるい茶からだんだんに熱い茶を出していったというあの有名な話の舞台。いまだ水分補給かなわぬ私にもお茶を出してくれる小僧さんはおらんかしらと思うがそんなことは当然あるはずもなく。
とりあえず近くのコンビニで水分補給。そして時間がおしてるので昼飯はゼリー飲料で済ます(トホホ)

14:40 息長広姫陵

敏達天皇の皇后広姫の御陵。実家の息長王家はこのあたりの実力者。ちなみにあの推古天皇敏達天皇の皇后だが、それは広姫が早くに崩じたための後釜。広姫が長生きしたら推古の出番は全く無かったカモね。

15:00 上坂氏館跡

今は児童公園。

15:10 姉川古戦場

2ヶ所の石碑を見る。5年前にも訪れているのだが、片方しか見てなかった・・・。

16:00 国友鉄砲の里資料館

一気に西へ。途中道を間違えるミスを犯すが大事には至らず。資料館のビデオにでてきたキャラクターの名前が国子だった・・・せめて友子にしてあげてくれ。

16:40 神照寺

ちょうどはぎまつりの期間中、入山料+拝観料600円は高い気がするが、それでも国宝や重文、そして本堂内や庭園も鑑賞できるのは大きい。あとお坊さんお手製の縁起栞をもらった。

17:00 知善院

かなり陽が落ちてきた、長浜城城門だったという山門をカメラに収めて急いで次へ。

17:10 大通寺

重文建築などは見れたが、庭園などが見られなかったのは心残り。

17:20 妙法寺

秀吉の子・石松丸秀勝の墓とおぼしきものが発見されたところ。

17:30 長浜八幡宮

お目当てのものはないが、とりあえず最後の〆ということで立ち寄る。この日はこれで終了。長浜城は明日に持ち越して、彦根の宿に向かうのでした。

*1:目当ての墓石・石碑を探す能力。感度がいいときはビビッとくる。