鎌倉政権得宗専制論/細川重男/吉川弘文館
- 作者: 細川重男
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 1999/12
- メディア: 単行本
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- 第一部 鎌倉政権における家格秩序の形成
- 第五章 諏訪左衛門入道直性について
- 第六章 尾藤左衛門入道演心について
長崎一族以外の得宗被官にはさほど興味がないので斜め読み。すまそ。
第一章のまとめより引用。
ここに北条氏家督=得宗は、鎌倉政権の事実上の最高権力者となった。だが、それは同時に最高責任者としてその政治責任を追及されることをも意味している。
卓見!本書でも触れている幕府滅亡時のことを考えてみれば全くそのとおり。思わずう〜んと唸った帰りの高崎線。