戦国武将のこころ／笹川祥生／吉川弘文館

戦国武将のこころ―近江浅井氏と軍書の世界

今日でようやく読了。なかなか面白かったけど、書名の「戦国武将のこころ」にはあまり触れていなかったような。
書名と内容の乖離か？　サブタイの方を書名にすればよかったのに。

さて、内容であるが第三章後半は浅井久政・長政父子について。
『浅井物語』は亮政まででオシマイなので、ここからは『浅井三代記』のみが考察対象に。
久政がぼろくそ扱いなのに比べて長政は決して悪く書かない点を指摘。
そして源頼家や足利義詮・徳川秀忠などを例にあげて、二代目は概して評価が辛くなることを解説。
やー、二代目はつらいね。