信長と消えた家臣たち/谷口克広/中公新書
- 作者: 谷口克広
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 新書
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谷口氏の信長シリーズ第4弾。
これまでの3冊と被る部分もありますが、それらから漏れた連中や事柄も補完されています。特に第十章の「水野信元と松平信康の切腹」はコンパクトで分かりやすくまとめられているので必読かと。
ちなみに最も興味を惹いたのは、和田惟長に関する件。
元亀四年の高山右近による襲撃で死んだと『フロイス日本史』『兼見卿記』にあるものの、慶長十六年の起請文に惟長の署名があり、『寛政重修諸家譜』のとおりにその後も生きていたとみられるとのこと。
そして、フロイスは別人の葬儀をみて早とちりしたのだろう、と推測していますが、もしかすると「黄泉がえり」という可能性も?!
風林火山 第32回「越後潜入」
戸石崩れ。
感興を催すネタは無し。